今回は、バリ島から船で行ける秘境「ペニダ島(Nusa Penida)」の西側エリアを巡ったときの体験をもとに、
「ここは本当に行ってよかった…!」と思えた絶景スポットを紹介します。
ペニダ島って写真ではよく見るけど、
「実際どうやって行くの?」「危険じゃない?」「どの場所が外せない?」
──そんな疑問を持つ人も多いはず。
この記事では、そんな不安を解消しながら、
実際に行く前に知っておくと安心な情報+おすすめコースをまとめました!
ペニダ島西側ってどんな場所?
バリ本島のサヌール港からスピードボートで約40分。
海を越えると、そこには「これぞ自然!」って感じのワイルドな景色が広がっています。
西側エリアは特に、断崖絶壁・アーチ状の岩・青すぎる海──
とにかく“絶景の宝庫”なんです。
ただし注意点も。
舗装が不十分な道が多く、バイクや車での移動はなかなかスリリング。
「アドベンチャー感」を楽しめる人には最高ですが、
初めての方はツアー参加がおすすめです。
おいらは、2025年のバリ旅で レンボンガン島・チュニンガン島、ペニダ島、ギリ・トラワンガン島・ギリ・メノ島、そしてウルワツ を巡ってきたよ。
その中でも今回は、ペニダ島をバイクで弾丸ツーリングしながら絶景をめぐった珍道中を紹介するよ!
すでに東側の絶景エリアでは、
「ダイヤモンドビーチ」や「アトゥービーチ」、そして「ツリーハウス」や「マンタポイント」などを巡って、
浜辺まで降りて青い海を思いっきり堪能。
そして最後は、クリンキンビーチの夕日を浜辺で眺める感動の瞬間も体験してきた。
この記事では、そんなペニダ島のリアルな旅の様子を、写真とともにお届けします🌴伝えします。

絶対に外せない!ペニダ島西側の人気絶景スポット
🦖 クリンキンビーチ(Kelingking Beach)
ペニダ島を代表する“恐竜の崖”。
上から見るとまるでティラノサウルスの背中みたいな形をしていて、
その下には、ありえないほど青い海。
でも、崖の下のビーチに降りるには本当に要注意!
あそこは階段というより、ほぼ崖を下る冒険コース。
下りだけでおよそ45分、登りはその倍近くかかる。
途中にはほぼ垂直の岩壁がいくつもあって、
ロープと手すりを頼りに一歩ずつ慎重に進むしかないんだ。
正直、足が震えるほどのスリル。
ちょっとでも気を抜けば滑り落ちそうな場所もあって、
「ここ本当に人が通る道なの…?」って思わず笑っちゃうくらい。
でも、下に降りきって真っ白な砂浜と青い海が目の前に広がった瞬間、
それまでの疲れが一気に吹き飛ぶ。
息をのむほど美しくて、ただ立ち尽くすしかなかった——。
降りる前に知っておきたい注意点
ケリンキンビーチは本当に絶景なんだけど、
“簡単に降りられるビーチ”ではないってことを忘れずに。
- 階段は細く、足元は滑りやすい
- ロープがゆるんでいる箇所もある
- 日差しが強く、途中に日陰や売店はなし
体力に自信がない人や高所が苦手な人は、
途中の展望台から眺めるだけでも十分感動できます。
むしろ上からの景色こそ、あの「恐竜の背中」の形が一番きれいに見えるベストスポット!
写真を撮るなら、午前中の光が柔らかくておすすめです📸
無理せず楽しむコツ
- 靴は絶対スニーカー。 サンダルだと滑って危険!
- 水は多めに持参。 思ってる以上に体力を使います。
- 日焼け止め+帽子+タオルは必須。
- 降りる前に「本当に行く?」と自分に一回問いかけて。
もし途中で「やばいかも」と思ったら、無理せず引き返す勇気も大事。
ペニダ島にはこの他にも絶景がたくさんあるから、
一ヶ所に全力を出しすぎなくても十分楽しめます。
上から眺めるだけでも十分感動できますよ。くれぐれも無理はしないで下さいね。バリ島からの日帰りツアーは時間の制約があるので、ビーチまで降りることは不可能です。
トライしてみたい人は少なくとも1泊はしたいものです。
📸インスタで「#kelingkingbeach」を検索すると、
世界中の旅人が同じ感動をシェアしているのがわかります。

🌊 ブロークンビーチ(Broken Beach)
自然がつくった大きなアーチ型の入り江。
名前の通り、崩れたような岩のトンネルが印象的。
ここでは波がドーン!とアーチを抜けて砕ける瞬間が見どころです。
ただし、足元は崖。
柵もない場所が多いので、写真を撮るときは本当に注意してください。
💎 エンジェルズ・ビラボン(Angel’s Billabong)
透明度抜群の“天然のインフィニティプール”。
干潮時には、水面が鏡のように輝いて本当にきれい。
でも、ここも油断は禁物。
満潮時や波が高いときに入ると、
強い波にさらわれる事故が実際に起きています。
現地の係員が「今日は危険」と言ったら、絶対に従いましょう。
🌅 クリスタルベイ(Crystal Bay)
最後は癒しのサンセットスポット。
他の絶景が“荒々しい大自然”なら、ここは“やさしい楽園”。
波も穏やかで、シュノーケリングやのんびり海辺の時間を楽しむのにぴったり。
夕方になると、オレンジに染まる空と海のコントラストが最高です。
旅のモデルコース(西側日帰りツアー例)
ペニダ島の日帰り旅は、こんなスケジュールが定番👇
時間 | スケジュール |
---|---|
7:00 | サヌール港出発(ボートで約40分) |
8:00 | ペニダ島到着 → 車 or バイクで移動開始 |
9:00 | ケリンキンビーチ見学 |
10:30 | ブロークンビーチ&エンジェルズ・ビラボン散策 |
13:00 | ローカルワルン(食堂)でランチ |
15:00 | クリスタルベイでまったり |
17:00 | 港へ戻り、サヌールへ帰港 |
時間配分に余裕があるツアーを選ぶと、
「移動ばかりで疲れた…」なんてことも防げます。
ペニダ島西側を巡る際の注意点
💬 道路事情
ペニダ島の道は凸凹で坂も多いです。
慣れていない人がバイクで走るのはかなり危険。
自信がない人はドライバー付きの車をチャーターしましょう。
🧴 日焼け・水分対策
日陰が少なく、炎天下での移動が多いので、
日焼け止め・帽子・サングラス・水は必須!
小さなショップもありますが、途中で買えないエリアもあります。
⚠️ 崖付近での安全
どの絶景スポットも、柵がない場所があります。
SNSで映える写真を撮りたい気持ちはわかりますが、
命のほうが大事。無理なポーズはやめましょう。
まとめ|ペニダ島西側は“バリで一番の絶景”
ペニダ島の西側は、
ただ「綺麗」だけじゃなく、“自然の力強さ”を感じる場所。
青、白、緑──シンプルな色なのに、心に焼きつくほど美しい。
少しの不便さや道の悪さを超えてでも、
「行ってよかった」と胸を張って言える場所です。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛
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