日本の感覚で考えると通用しない
バリ島には日本のような電車網はなく、移動の基本は車かバイクです。
「少しの距離だからすぐ着くだろう」と考えると、1時間以上かかることも普通にあります。
距離より「移動時間」が読めない
Googleマップ上では近く見えても、
・信号が少ない
・一車線道路が多い
・観光シーズンの大渋滞
といった理由で、移動時間が大幅にズレます。
事前情報不足で現地判断になる
事前に移動手段を決めていないと、空港やホテル前で声をかけてくるドライバーに頼るしかなくなり、割高・トラブルの原因になります。
エリア別|おすすめ移動手段一覧(失敗回避重視)
| エリア | おすすめ移動手段 | 理由・補足 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| デンパサール空港 → クタ | klook/事前送迎 / 公式タクシー | 到着直後のトラブル回避・迷わない | Grabは空港制限あり |
| デンパサール空港 → スミニャック | klook/事前送迎 / カーチャーター | 荷物あり+渋滞対策 | 流しタクシーは割高 |
| クタ・スミニャック周辺 | Grab / ブルーバード | 短距離移動が多く料金明確 | 時間帯によって渋滞 |
| ウブド市街〜観光地 | カーチャーター | 距離以上に時間がかかる | 1日に詰め込みすぎない |
| ウブド郊外 | カーチャーター | Grabが捕まりにくい | 帰りの足を必ず確保 |
| チャングー | Grabバイク/カーチャーター | 渋滞が慢性化 | バイク事故多発エリア |
| ウルワツ | Grabバイク/カーチャーター | 夜は特に移動困難 | 帰りの交通手段必須 |
| ペニダ島 | 現地ツアー | 道路状況が悪い | バイクは非推奨 |
| レンボンガン島 | ツアー / 徒歩+送迎 | 島内移動が限定的 | 移動手段が少ない |

あくまでも参考だよ。交通量や天気、シーズンによってもチョイスは変動するからね。あくまでも個人的見解。
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目的別|おすすめ移動手段一覧
| 旅行スタイル | おすすめ移動手段 | 理由 | 避けたい選択 |
|---|---|---|---|
| 初めてのバリ島旅行 | カーチャーター+Grab | 迷わず安全・効率重視 | レンタルバイク |
| 一人旅 | Grab+レンタルバイク+信頼できる送迎 | 料金明確・自由度あり | 流しタクシー |
| 女性一人旅 | カーチャーター | 安全面・トラブル回避 | 夜の単独移動 |
| カップル旅行 | Grab+チャーター | コスパと快適性の両立 | 長距離バイク移動 |
| 子連れ・家族旅行 | カーチャーター一択 | 荷物・体力・安全優先 | 公共バス |
| 短期滞在(3〜4日) | カーチャーター | 移動ロスを最小化 | 格安手段探し |
| サーフトリップ | 車+一部Grab | ボード運搬が楽 | バイク+ボード |
| 長期滞在 | Grab+チャーター併用 | 状況に応じて使い分け | 無計画移動 |
バリ島では「安い移動手段=正解」ではありません。
エリアと目的に合った移動手段を選ぶことが、後悔しない旅の最大のポイントです。
よくある移動手段の失敗例【体験談ベース】
メータータクシーだと思ったら高額請求
「メーターあるよ」と言われて乗ったものの、実際はメーター未使用。
到着後に相場の2〜3倍請求されるケースは今もあります。
Grabが使えず空港で立ち往生
空港や一部観光地では、GrabやGojekの乗車が制限されるエリアがあります。
「配車アプリがあるから大丈夫」と思っていると、呼べない現実に直面します。
カーチャーターを安さだけで選んで後悔
格安チャーターを選んだ結果、
・英語が通じない
・時間にルーズ
・観光地で長時間待たされる
など、ストレスだらけになることも。
レンタルバイクで事故・警察トラブル
国際免許なしで運転し、検問で罰金。
保険未加入で事故を起こし、高額請求される例も後を絶ちません。
渋滞を甘く見て予定が崩壊
1日に詰め込みすぎた結果、移動だけで疲れ切り、観光を楽しめなかったという声は非常に多いです。
バリ島の主な移動手段と「失敗しやすいポイント」
タクシー(ブルーバード含む)
バリ島で比較的安心して使えるのが、青い車体で知られるブルーバードタクシーです。
メーター制が基本で、他のタクシーに比べるとトラブルは少なめです。
ただし、油断すると失敗しやすいポイントもあります。
まず注意したいのが、流しのタクシーです。
街中や観光地周辺で声をかけてくるタクシーの中には、
・メーターを使わない
・「このエリアは定額」と言い張る
・走行後に高額請求する
といったケースが今も存在します。
また、ブルーバードであっても、
- 観光地の奥まった場所
- 夜間や雨天時
- ウブド郊外やチャングー周辺
では、なかなかつかまらないことがあります。
「ブルーバードならいつでも呼べる」と思い込むと、移動できずに立ち往生することも。
失敗回避のポイント
- 流しではなく配車アプリ(Bluebird公式アプリ)を利用 アンドロイド・Apple
- 乗車前に必ず「メーターを使うか」確認
- 観光地では次の移動手段を事前に想定しておく
Grab・Gojek(配車アプリ)
GrabやGojekは、料金が事前に確定し、ぼったくりリスクが低いため、
バリ島旅行者にとって非常に便利な移動手段です。
しかし、最大の落とし穴は「どこでも使えるわけではない」ことです。
特に注意が必要なのが、
- 空港ターミナル周辺
- 一部の高級ホテル
- 観光地・寺院・ビーチ周辺
これらの場所では、地元タクシーとの協定により配車アプリが制限されていることがあります。
アプリ上では車が見えているのに、ドライバーから「ここには行けない」とキャンセルされるケースも珍しくありません。
また、観光シーズンや雨天時は、
- 車が捕まらない
- 料金が高騰する
- 到着までかなり待たされる
といった問題も起こりがちです。
失敗回避のポイント
- Grabが使えないエリアを事前に把握
- 徒歩で「許可エリア」まで移動する選択肢を持つ
- 到着日・帰国日はGrab頼みしない
カーチャーター
初めてのバリ島旅行者に最もおすすめできる移動手段がカーチャーターです。
専属ドライバーが1日または半日同行し、観光地を効率よく回れます。
メリットは、
- 料金が事前に決まっている
- 渋滞を考慮したルート提案
- 重い荷物を持たなくていい
- トラブル時もドライバーが対応
と、初心者にとって非常に安心感があります。
一方で、「安さ最優先」で選ぶと失敗しやすいのも事実です。
よくある失敗例として、
- 英語がほとんど通じない
- 時間にルーズ
- 強引な土産物店への案内
- 追加料金を後から請求される
といったケースがあります。
失敗回避のポイント
- 実績のある旅行会社や口コミ評価を確認
- 料金に含まれる内容(時間・走行距離・延長料金)を事前確認
- 極端に安いチャーターは避ける
レンタルバイク(※国際免許は無効なので注意)
レンタルバイクは自由度が高く、短距離移動には便利そうに見えますが、
初心者・短期旅行者にはおすすめできない移動手段です。
特に注意すべきなのが、免許と保険の問題です。
インドネシアでは、日本で発行される
👉 国際運転免許証(ジュネーブ条約型)は法的に無効
とされています。
つまり、
- 日本の免許
- 日本の国際免許
どちらを持っていても、インドネシアでは無免許扱いになります。
そのため、警察の検問で停止された場合や事故を起こした場合、
- 罰金を求められる
- その場でトラブルになる
- 保険が一切使えない
といったリスクがあります。
さらにバリ島の交通事情は、
- 信号が少ない
- 割り込み・逆走が日常的
- 道路状態が悪い場所も多い
と、日本とは大きく異なります。
慣れていない旅行者ほど、事故に遭う確率が高いのが現実です。
実際に、
- 転倒して病院に運ばれた
- 治療費・修理費を全額自己負担
- 保険会社から支払いを拒否された
というケースは珍しくありません。
失敗回避のポイント
移動は車・Grab・カーチャーターを基本にする
バリ島では「免許があっても安全ではない」と理解する
短期旅行・初バリ島ではバイク移動を選ばない
路線バス・シャトル
バリ島にも路線バスやシャトルバスは存在しますが、観光にはあまり向いていません。
理由として、
- 本数が非常に少ない
- 路線が限定的
- 時刻表が当てにならない
- 観光地を細かく回れない
といった点があります。
「安く移動できる」と思って利用すると、
待ち時間が長く、結果的に時間を大きくロスすることになりがちです。
失敗回避のポイント
観光目的なら別手段を選ぶ
時間に余裕がある長期滞在者向けと理解する
短期旅行では無理に使わない
エリア別|移動で失敗しやすい場所
空港〜クタ・スミニャック
到着直後が一番危険。
事前送迎か公式タクシー利用が無難です。
ウブド周辺
距離以上に時間がかかるエリア。
1日で複数スポット巡りは無理しないこと。
チャングー・ウルワツ
渋滞が慢性化。
夕方以降は移動時間が倍になる前提で考えましょう。


ペニダ島・レンボンガン島
道路状況が悪く、移動自体がアクティビティ並みに大変。
ツアー利用が安心です。


目的別|正解の移動手段はこれ
初めてのバリ島旅行
→ カーチャーター+Grab併用
一人旅・女性旅
→ 信頼できるドライバー手配が安心
子連れ・家族旅行
→ 迷わずカーチャーター一択
サーフトリップ
→ 長距離移動は車、近距離はGrab
短期滞在
→ 移動に時間をかけない選択が正解
移動手段の失敗を防ぐ5つの鉄則
- 到着日の移動は「楽」を最優先
- 料金は必ず事前確認
- 安さより信頼重視
- 渋滞時間を必ず考慮
- 代替手段を用意しておく
Q&A
Q1. バリ島で一番安全な移動手段は?
A. 初心者にはカーチャーターが最も安全で確実です。料金・時間・ルートが明確でトラブルが少ないのが理由です。
Q2. Grabはバリ島で使えないことがありますか?
A. はい。空港や一部観光地では乗車制限があり、使えない場合があります。
Q3. バリ島でタクシーはぼったくられますか?
A. 可能性はあります。特に流しのタクシーや非公式車両は注意が必要です。
Q4. レンタルバイクはおすすめですか?
A. 短期旅行者や初心者にはおすすめしません。事故・警察・保険トラブルのリスクが高いためです。
Q5. 空港からホテルまではどう移動するのが正解?
A. 事前送迎または公式タクシー利用が安心です。到着直後のGrab頼みは避けましょう。
Q6. バリ島の渋滞はどれくらいひどい?
A. エリアと時間帯によりますが、移動時間が2倍以上になることも珍しくありません。
Q7. 移動費用はどれくらい見ておくべき?
A. カーチャーターは1日6,000〜9,000円前後が目安。安すぎる場合は注意が必要です。
結論|バリ島旅行は「移動制覇=成功」
バリ島旅行でのストレスの大半は「移動」に集中します。
逆に言えば、移動を制すれば、旅は一気に快適になります。
無理をせず、余裕のある移動計画を立てることが、後悔しないバリ島旅行の最大のコツです。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛







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