ウブドに滞在していると、ふとこんな瞬間が訪れます。
「水が足りない」「虫よけを忘れた」「ちょっとした食べ物が欲しい」。
コンビニは点在しているけれど、
品揃えや安心感という意味では、正直少し心もとない。
そんなときに頼りになるのが、ビンタンスーパーマーケット・ウブドです。
ここは、観光客向けでありながら、
在住者や長期滞在者も日常的に利用する“ウブドの生活拠点”。
食料品から日用品、医薬品、お土産まで一通り揃い、
「困ったらとりあえずここに来れば大丈夫」という安心感があります。
この記事では、
実際にウブド滞在中にビンタンスーパーマーケットを利用して感じた
便利だった点・気をつけたい点・おすすめの使い方を、
初めてウブドを訪れる方にもわかりやすく紹介していきます。
ウブドでの滞在を、
少しだけ快適に、そして不安なく過ごしたい方は、
ぜひ参考にしてみてください。
コンビニとの違いは?
ウブドにもコンビニ(IndomaretやAlfamart)はありますが、
ビンタンスーパーマーケットとは役割がはっきり異なります。
一番の違いは、品揃えの幅と選択肢の多さです。
コンビニは
・飲み物
・スナック
・ちょっとした日用品
といった「今すぐ必要なもの」を買う場所。
一方、ビンタンスーパーマーケットは
「滞在を快適にするための買い物」ができます。
例えば、
- ミネラルウォーターもサイズやブランドが豊富
- 虫よけや日焼け止めも複数種類から選べる
- ビールやワインなどアルコールの種類が多い
- 医薬品やサプリメントが一通り揃う
といった具合に、
「選べる」という点が大きな差です。
また、価格面でも
コンビニで何度も少額購入するより、
ビンタンスーパーマーケットでまとめて買った方が
結果的に割安になることも多いです。
時間がないときはコンビニ、
滞在を整えたいときはビンタンスーパーマーケット。
この使い分けができるようになると、
ウブドでの滞在はかなり楽になります。
ビンタンスーパーマーケット・ウブドの場所と行き方
ビンタンスーパーマーケット・ウブドは、2025/10/30に改葬オープンしました。
ウブド中心部から少し南側、観光客が多く行き交うメイン通り沿いにあります。
「中心から少し離れている」と感じる人もいますが、
実際にはアクセスしやすく、
徒歩・Grab・バイクのどれでも行きやすい立地です。
初めてウブドを訪れる人でも、
行き方で迷うことはほとんどありません。
ウブド中心部からのアクセス
ウブド王宮(Ubud Palace)やウブド市場周辺からは、
おおよそ徒歩15〜20分ほどの距離です。
メインストリートを南方向に進むだけなので、
道に迷いにくく、散歩がてら歩いて行く人も多い印象です。
ただし、ウブドの歩道は
・段差が多い
・狭い
・バイクが多い
といった特徴があります。
荷物が多い日や、
暑い時間帯・雨の日は、
無理せずGrabなどの配車アプリを使う方が楽です。
Grab・徒歩・バイクでの行きやすさ
Grab(配車アプリ)
Grabを使う場合、
目的地を「Bintang Supermarket Ubud」と入力すれば
ほぼ確実にピンが表示されます。
料金はウブド中心部からなら
数百円程度で済むことが多く、
荷物が多い日や夜の移動にも安心です。
ウブド周辺では一部エリアで
Grabの乗り入れ制限がありますが、
ビンタンスーパーマーケット周辺は比較的スムーズです。
徒歩
徒歩でも問題なく行けますが、
注意点は帰りの荷物の重さ。
水や飲み物をまとめ買いすると、
想像以上に重くなります。
「行きは徒歩、帰りはGrab」
という使い方もおすすめです。
バイク
レンタルバイクでのアクセスも簡単です。
店舗前や周辺にバイク用の駐輪スペースがあり、
短時間の買い物なら困ることはほぼありません。
ただし、夕方以降は交通量が増え、
出入りのタイミングによっては少し混雑します。
営業時間と混雑しやすい時間帯
ビンタンスーパーマーケット・ウブドは、
朝から夜まで営業しており、
観光客にとって使いやすい営業時間です。
具体的な営業時間は時期によって多少前後しますが、
朝9時前後〜夜21時頃が目安になります。
比較的空いている時間帯
- 開店直後の午前中
- 14時〜16時頃
この時間帯は店内も落ち着いており、
ゆっくり商品を見て回れます。
混雑しやすい時間帯
- 夕方17時〜19時頃
- 雨が降った後
夕方は観光から戻ってきた人や、
夕食前の買い出し客が集中しやすく、
レジに列ができることもあります。
急いでいる場合や、
ゆっくり見たい場合は、
この時間帯を避けるのが無難です。
店内の雰囲気と売り場構成
ビンタンスーパーマーケット・ウブドの店内は、
「ローカルスーパー」というより、
観光地向けに整えられた中規模スーパーという印象です。
初めて入っても、
「どこから見ればいいのかわからない」
と感じることはほとんどありません。
売り場の配置もシンプルで、
入口からレジまでの流れが自然に作られています。
入口〜レジまでの流れ
入口を入ると、まず目に入るのが
飲み物やスナック類の売り場です。
水、ジュース、ビールなど、
滞在中によく使うものがすぐ手に取れる配置になっているため、
「とりあえず必要なものだけ買う」場合もスムーズです。
奥へ進むと、
- 食料品(お菓子・インスタント食品)
- 日用品(洗剤・歯ブラシ・虫よけ)
- 医薬品・サプリメント
- アルコール類
- お土産系の商品
と、ジャンルごとに分かれた売り場が続きます。
通路は比較的広く、
カートやカゴを使っても動きやすい印象です。
レジは出口付近に複数あり、
混雑時でも流れが止まりにくい設計になっています。
冷房・清潔感・日本人でも安心?
店内は冷房がしっかり効いており、
外の暑さから一気に解放されます。
ウブドでは、
冷房が弱かったり、
蒸し暑さが残る店舗もありますが、
ビンタンスーパーマーケットはその点でかなり快適です。
床や棚も清掃が行き届いており、
食品の陳列もきちんと整理されています。
日本のスーパーと比べれば
多少ラフな部分はありますが、
「不衛生に感じる」「不安になる」
といったレベルではありません。
海外旅行に慣れていない人や、
日本人観光客でも、
心理的なハードルが低いスーパーだと感じました。
支払い方法(現金・カード)
支払い方法は、
現金(インドネシアルピア)とクレジットカードの両方に対応しています。
少額の買い物なら現金、
まとめ買いの場合はカード、
と使い分ける人が多い印象です。
クレジットカードは、
VISA・Mastercardを中心に問題なく使えることがほとんどですが、
通信トラブルなどで使えないケースも稀にあります。
そのため、
最低限の現金は持っておくと安心です。
レジの対応も比較的スムーズで、
観光客慣れしているスタッフが多いため、
言葉に不安があっても問題なく会計できます。
ビンタンスーパーマーケット・ウブドで買えるもの一覧【ジャンル別】
| ジャンル | 主な商品例 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 飲み物 | ミネラルウォーター(小〜大容量)、ビンタンビール、輸入ビール、ジュース、炭酸飲料 | 滞在中の水分補給/部屋飲みしたい人 |
| 食料品 | パン、クッキー、チョコレート、スナック菓子、カップ麺、即席ヌードル | 朝食・軽食用/外食に疲れた時 |
| 日用品 | 洗剤、柔軟剤、歯ブラシ、シャンプー、ボディソープ、虫よけ | 長期滞在/持ち物を減らしたい人 |
| 医薬品・応急用品 | 頭痛薬、胃薬、風邪薬、ビタミン剤、虫刺され薬、絆創膏 | 体調管理を重視したい人 |
| お土産系アイテム | バリ産コーヒー、スパイス、チョコレート、石鹸、簡易雑貨 | 職場・友人用のばらまき土産 |
ビンタンスーパーマーケット・ウブドの魅力は、
「旅行中に必要になるものが、ほぼ一通り揃う」ことです。
コンビニでは物足りない、
ローカル市場は少しハードルが高い。
そんな中間にあるのが、このスーパー。
ジャンル別に、実際に買えるものを紹介します。
飲み物(水・ビール・ジュース)
まず一番お世話になるのが飲み物コーナーです。
ミネラルウォーターは、
小さいボトルから大容量ボトルまで種類が豊富。
滞在日数に合わせて選べるのが便利です。
ブランドも複数あり、
「どれを選べばいいかわからない」という人でも
無難な定番品がすぐ見つかります。
ビールは、
ビンタン、アンカーなどのローカルビールから、
輸入ビールまで揃っています。
冷蔵ケースに入った冷えたものもあり、
ホテルに戻ってすぐ飲みたい人にはありがたいポイントです。
ジュース類も、
南国フルーツ系から定番のソフトドリンクまで幅広く、
暑さ対策にも重宝します。
食料品(パン・お菓子・インスタント食品)
食料品コーナーは、
「ちょっと何か食べたい」時にかなり使えます。
パン類は、
シンプルなものから甘い菓子パンまで揃っており、
朝食や軽食用に便利です。
お菓子は、
インドネシアのローカル菓子に加えて、
輸入スナックも多く、
日本人にも馴染みやすい味が見つかります。
インスタント食品は、
カップ麺や即席ヌードル、
簡単に調理できるものが中心。
長時間移動の日や、
外食に疲れたときの“保険”として持っておくと安心です。
日用品(洗剤・歯ブラシ・虫よけ)
日用品の充実度も、
ビンタンスーパーマーケットの強みです。
洗剤や柔軟剤、
簡単な洗濯用品が揃っているため、
長期滞在やヴィラ泊の人には特に便利。
歯ブラシ、シャンプー、ボディソープなどもあり、
「持ってくるのを忘れた」時の救世主になります。
虫よけスプレーやクリームも種類が多く、
ウブドでは必須アイテム。
ローカルブランドから海外製まで選べるため、
肌が弱い人でも比較的安心です。
医薬品・サプリ・応急用品
旅行中、地味に助かるのがこのコーナーです。
頭痛薬、胃薬、風邪薬など、
軽い体調不良に対応できる薬が揃っています。
また、ビタミン剤やサプリメント、
虫刺され用の塗り薬、絆創膏などの応急用品もあります。
言葉が不安な人でも、
パッケージを見ながら選べるので、
薬局に入るよりハードルが低いと感じる人も多いです。
ただし、
日本と成分が異なる場合もあるため、
常用薬がある人は日本から持参するのが基本です。
バリ島らしいお土産系アイテム
ビンタンスーパーマーケットは、
軽めのお土産探しにも使えます。
例えば、
- バリ産コーヒー
- チョコレートやお菓子
- スパイスや調味料
- バリ風の雑貨や石鹸
など、
空港で買うより落ち着いて選べるのが魅力です。
高級なお土産というより、
「職場や友人に配る用」
「自分用の思い出」
としてちょうどいい価格帯のものが多い印象です。
価格帯は高い?安い?リアルな印象
結論から言うと、
ビンタンスーパーマーケット・ウブドの価格帯は
「激安ではないが、観光地としては良心的」です。
ウブドという観光地にありながら、
安心して日常使いできるレベルだと感じました。
コンビニ・ローカル市場との比較
価格感を分かりやすくするため、
コンビニやローカル市場と比べると、こんな印象です。
コンビニとの比較
- 単価はほぼ同じか、やや安いものもある
- 種類が多く、まとめ買いしやすい
- 同じ水や飲み物でもサイズが選べる
コンビニで何度も少量ずつ買うより、
ビンタンスーパーマーケットで一度まとめて買った方が
結果的に出費を抑えられることが多いです。
ローカル市場との比較
- ローカル市場の方が安いものは確実に安い
- ただし、値段交渉が必要な場合が多い
- 衛生面や品質にばらつきがある
慣れている人ならローカル市場も楽しいですが、
初めてのウブドや短期滞在なら、
価格差以上の安心感があります。
観光地価格かどうか正直レビュー
正直に言うと、
「ローカル価格」ではありません。
ただし、
「観光客向けに不当に高い」と感じることもほぼなく、
価格と品質のバランスが取れている印象です。
特に、
- 水・飲み物
- 日用品
- 虫よけ・医薬品
このあたりは、
「この値段なら納得」と感じるものが多く、
旅のストレスを減らしてくれます。
「安さ重視」なら他にも選択肢はありますが、
時間・安心・わかりやすさを含めて考えると、
ビンタンスーパーマーケットは十分にアリです。
ウブド滞在中に役立ったおすすめ購入品
実際にウブド滞在中、
「これは買っておいて本当によかった」と感じたものを紹介します。
実際に「助かった」アイテム
まず一番助かったのは、
ミネラルウォーターのまとめ買いです。
ウブドでは水道水が飲めないため、
毎日必ず必要になります。
大きめサイズを買っておくと、
夜に買いに出る手間が減りました。
次に役立ったのが、
虫よけスプレーと虫刺され用の薬。
自然が多いウブドでは、
想像以上に蚊に刺されます。
現地仕様の虫よけは効果も高く、
早めに買っておくと安心です。
そして意外と助かったのが、
軽食やお菓子。
移動で疲れた日や、
外食する気力がない夜に、
「何も考えずに食べられるもの」があるだけで、
気持ちがかなり楽になります。
日本から持ってこなくてよかったもの
ビンタンスーパーマーケットがあるおかげで、
日本から無理に持ってこなくてよかったと感じたものも多いです。
例えば、
- シャンプーやボディソープ
- 洗濯用洗剤
- 虫よけ
- 基本的な医薬品
これらは現地で十分に揃います。
特に長期滞在や一人旅の場合、
荷物を減らせるのは大きなメリット。
「現地で調達できるもの」と
「日本から持ってくるべきもの」を分けて考えると、
旅全体がかなり楽になります。
注意点|行く前に知っておきたいこと
ビンタンスーパーマーケット・ウブドはとても使いやすいですが、
事前に知っておくと、さらにストレスなく利用できます。
レジの流れと袋事情
レジは出口付近に複数ありますが、
時間帯によっては列ができることもあります。
会計の流れ自体はシンプルで、
商品を置いて、支払いをするだけ。
特別なルールはありません。
注意したいのが袋事情です。
基本的に、
- 袋は無料でつくこともある
- つかない場合もある
と、その時々で対応が変わります。
エコバッグや、
折りたたみバッグを一つ持っておくと安心です。
特に水や飲み物をまとめ買いする場合、
袋がないと持ち帰りが大変になります。
アルコール購入時のポイント
ビンタンスーパーマーケットでは、
ビールやワインなどのアルコールも購入できます。
ただし、
時間帯や祝祭日によって販売が制限されることがあります。
特に宗教行事の日や、
地域の規制が入る日は、
棚に商品があっても購入できないケースもあります。
また、夜遅い時間帯は、
アルコールコーナーが閉鎖されることもあるため、
「飲む予定がある日」は
早めに買っておくのがおすすめです。
夜に行く場合の注意
夜のビンタンスーパーマーケット自体は、
明るく、人通りも多いため、
過度に不安になる必要はありません。
ただし、
夜は交通量が増え、
バイクが多くなる時間帯でもあります。
徒歩で行く場合は、
周囲をよく見て歩くこと。
買い物後に荷物が増えることを考えると、
夜はGrabなどの配車アプリを使う方が安全で楽です。
こんな人には特におすすめ
ビンタンスーパーマーケット・ウブドは、
すべての旅行者に便利ですが、
特に以下のタイプの人には心強い存在です。
ウブド初心者・一人旅の人
初めてのウブドや、一人旅の場合、
「何かあった時に頼れる場所」があるだけで安心感が違います。
価格表示が明確で、
英語が通じなくても買い物ができる。
ビンタンスーパーマーケットは、
海外初心者でも使いやすいスーパーです。
長期滞在・ヴィラ宿泊者
長く滞在する人や、
キッチン付きヴィラに泊まる人にとっては、
日用品や飲み物をまとめて買える場所は必須です。
洗剤や軽食、水などを一度で揃えられるため、
滞在のリズムが整いやすくなります。
体調管理や生活用品を整えたい人
ウブドは自然豊かで癒される反面、
気候や食事の変化で体調を崩しやすい場所でもあります。
虫よけ、医薬品、サプリメントなどが揃う
ビンタンスーパーマーケットは、
旅のコンディション管理の拠点としても頼れます。
まとめ|ビンタンスーパーマーケットは「ウブドの安心拠点」
最後にまとめです。
旅の不安を減らしてくれる存在
ウブド滞在中、
「足りない」「困った」と感じた時に、
すぐ行ける場所があるのは大きな安心材料です。
ビンタンスーパーマーケットは、
観光客向けでありながら、
日常使いできるバランスの良さがあります。
上手に使えばウブド滞在が快適になる
安さだけを求める場所ではありませんが、
時間と安心を買う場所として考えれば、
十分に価値があります。
コンビニ、ローカル市場と使い分けながら、
ビンタンスーパーマーケットを上手に活用すれば、
ウブドでの滞在は確実に快適になります。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛



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