「ニュースでバリ島の豪雨って見たけど、実際どうなの?」
「今から行っても大丈夫?キャンセルしたほうがいい?」
そんな不安を感じている方も多いと思います。
この記事では、2025年12月14日時点の最新情報をもとに、
今インドネシア・バリ島で何が起きているのか、
そして旅行者が気をつけるべきポイントを、できるだけ分かりやすくまとめました。
インドネシア豪雨被害の現状(2025年12月14日時点)
スマトラ島北部を中心とした深刻な被害
まず押さえておきたいのが、今回の豪雨被害はインドネシア全体で起きているという点です。
特にスマトラ島北部では、11月末から断続的に激しい雨が続き、
洪水や土砂崩れによって死者は1,000人を超える深刻な事態となっています。
今もなお、数百人の行方が分かっていない状況で、
現地では救助・復旧作業が続いています。
バリ島でも発生している人的・建物被害
「バリ島は大丈夫なの?」というと、
残念ながらバリ島も例外ではありません。
9月から12月にかけて大雨が断続的に続き、
これまでに少なくとも14人の死亡が確認されています。
中心部でも建物の倒壊や浸水被害が出ており、
560人以上が避難を余儀なくされました。
観光地としてのイメージが強いバリ島ですが、
自然災害の影響は確実に出ています。
バリ島観光への影響は?旅行者が知っておくべき現実
雨季とはいえ「例年以上」の降雨量
12月のバリ島は、もともと雨季です。
ただ、今シーズンは「雨季だから仕方ない」で済まないレベルの降雨が続いています。
短時間で一気に降るスコールだけでなく、
長時間の強い雨が続くケースも増えています。
「雨季=少し我慢すればOK」と考えていると、
想像以上に影響を受ける可能性があります。
交通・インフラへの影響
大雨の影響で、
- 道路の冠水
- 土砂崩れによる通行止め
といったケースが各地で発生しています。
実際に、日本人観光客が
ホテルから一時的に出られなくなったという事例も報告されています。
観光スケジュールが予定通り進まない可能性は、
正直、高めだと思っておいたほうが安心です。
山間部・ヴィラ滞在時のリスク
特に注意したいのが、
ウブド周辺などの山間部や、斜面に建つヴィラです。
豪雨が続くと、
地滑りや土砂崩れのリスクが一気に高まります。
「景色が良さそうだから」という理由だけで選んだ宿が、
逆にリスクになることもあるので、
立地や過去の口コミも含めて慎重に判断しましょう。
健康面で注意すべきポイント
洪水後に高まる感染症リスク
洪水が起きた後は、
どうしても衛生状態が悪化しがちです。
この点については、
外務省からも感染症リスクへの注意喚起が出ています。
特に、
- 生水
- 不衛生な食事環境
には、いつも以上に注意が必要です。
旅行者ができる基本的な感染症対策
難しいことをする必要はありません。
- ミネラルウォーターを使う
- 体調が少しでもおかしいと感じたら無理しない
- 不安な場所での飲食は避ける
このあたりを意識するだけでも、リスクは下げられます。
旅行者が今すぐ取るべき行動と対策
最新情報の確認方法
情報収集はとにかく大事です。
- 外務省 海外安全ホームページ(インドネシア)
- たびレジへの登録
この2つは、渡航前・滞在中どちらの人にも強くおすすめします。
「知らなかった」が一番危険です。
大雨・スコール時の正しい行動
雨が激しくなってきたら、
- 無理に移動しない
- 屋外アクティビティは中止
- 安全な建物内で様子を見る
これが基本です。
「せっかく来たから」と無理をする必要はありません。
避難勧告が出た場合の対応
避難勧告が出た場合は、
観光客であっても必ず従いましょう。
「自分は大丈夫」という判断が、
一番危険なケースです。
これからバリ島へ行く人・滞在中の人へ
今回の豪雨で、
「バリ島はもう行かないほうがいいの?」と思う人もいるかもしれません。
大切なのは、
正しく状況を知って、正しく怖がることです。
- 最新情報を確認する
- 無理な行動をしない
- 危険な場所を避ける
これを意識すれば、
リスクを抑えながら行動することは可能です。
すでに滞在中の方も、これから渡航予定の方も、
どうか安全第一で行動してください。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛

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