JALサクララウンジ・POWER LOUNGE・プライオリティパス対応状況まで徹底解説
羽田空港第1ターミナル(JAL側)は、日本最大級の国内線ターミナル。
「サクララウンジ」「カードラウンジ(POWER LOUNGE)」など複数のラウンジがあり、フライト前の快適な待ち時間を過ごせます。
さらに今回の記事では、プライオリティパス(Priority Pass)は利用できるのか?
という旅行者がよく抱く疑問にもわかりやすく答えます。
本記事を読めば、羽田空港T1のラウンジ選びがすぐにわかります。
羽田空港第1ターミナルで利用できるラウンジ一覧
羽田空港T1には大きく分けて2種類のラウンジがあります。
それぞれの特徴を順番に紹介します。
| ラウンジ名 | 場所 | 利用条件 | 主なサービス | 最適な用途 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| JAL サクララウンジ | 南ウイング / 北ウイング(出発エリア) | JMBサファイア以上、JGC、国内線ファーストクラス搭乗者 | ドリンク、アルコール、軽食、Wi-Fi、電源(※南のみシャワー) | ゆったり過ごしたい上級会員向け | ★★★★★ |
| POWER LOUNGE SOUTH | 南ウイング 出発ロビー | 対象クレカ(国内発行のVISA/AMEX等)で無料、または有料1,100円 ※ 日本発行のプライオリティパスは利用不可 | ドリンク、Wi-Fi、電源、窓側席 | 景色を見ながらリラックス | ★★★★☆ |
| POWER LOUNGE NORTH | 北ウイング 出発ロビー | 対象クレカ、または有料1,100円 ※ 日本発行PPは利用不可 | ドリンク、Wi-Fi、電源、ソロ席多数 | 作業・読書に集中したい人 | ★★★★☆ |
| POWER LOUNGE CENTRAL | 保安検査前(中央) | 対象クレカ、または有料1,100円 ※ 日本発行PPは利用不可 | ドリンク、Wi-Fi、電源、PCカウンター | 家族連れ・保安検査前の休憩に | ★★★☆☆ |
| プライオリティパス(PP)まとめ | – | 日本発行のプライオリティパスは T1 のパワーラウンジで使用不可 海外発行PPは一部利用できるケースあり | – | – | ★☆☆☆☆(国内勢には非対応) |
🔍 補足:なぜ日本発行のPPだけ使えないの?
- 日本のクレジットカード付帯PPは「ラウンジ本体との契約条件が異なる」ため
- 海外発行PPのみ Power Lounge が受け入れるケースがある
- 現地スタッフにも「国内発行PPは不可」と明確に案内がある
羽田空港第1ターミナルでは、日本発行のプライオリティパスでは、「足湯カフェ&ボディケア LUCK」のみ利用可能です。国内線ターミナルにある「Power Lounge」は、日本発行のプライオリティパスでは利用できず、海外発行のプライオリティパスや提携クレジットカード(アメックス、楽天ゴールドカードなど)の保有者のみが対象です。
JAL サクララウンジ(南ウイング)
JALの上級会員・対象運賃向けの本格ラウンジ。
明るく落ち着いたデザインの空間で、フライト前の時間をゆったり過ごせます。
● サービス内容
- ソフトドリンク
- アルコール(ビールサーバーあり)
- スナック軽食
- Wi-Fi
- ワークスペース
- 電源コンセント
● 利用条件(例)
- JMBサファイア以上
- JGC会員
- JAL国内線ファーストクラス利用者
- CLUB-A以上のJALカード(特定条件)
JAL サクララウンジ(北ウイング)
南ウイングとほぼ同じサービス。
スムーズに入れる方のウイングを使えばOKです。
POWER LOUNGE SOUTH(出発エリア)
白と木目を基調とした人気ラウンジ。
開放的な大きな窓から滑走路が見える席もあります。
● サービス
- ドリンクサービス(コーヒー・紅茶・ジュース)
- Wi-Fi
- 電源
- パソコン作業しやすいソロテーブル多数
POWER LOUNGE NORTH(出発エリア)
落ち着いた雰囲気のラウンジで、南よりやや静かめ。
PC作業向け席も豊富。
POWER LOUNGE CENTRAL(保安検査前)
唯一の保安検査前で利用できるカードラウンジ。
家族や送り迎えの人と一緒に入れるのがメリット。
羽田空港第1ターミナルでプライオリティパスは使える?
結論から言うと……
❌ T1(国内線)ではプライオリティパス対応ラウンジはありません
羽田空港のプライオリティパス対応施設は、
すべて 国際線 が対象となっています。
なぜ国内線ターミナルで使えないの?
プライオリティパスはもともと 国際線旅客向けサービス のため、
各空港でも、優先的に国際線ラウンジが提携対象となっています。
国内線ラウンジは、航空会社の上級会員向けで、外部提携しない傾向が強いのが理由。
羽田空港でプライオリティパスが使えるのはどこ?
羽田空港では 第3ターミナル(国際線) のみ利用可能です。
PPユーザーは「国際線利用時のみ使える」と覚えておきましょう。
プライオリティパスを持っていてもT1で使える代替案
- 対象カードでカードラウンジ(POWER LOUNGE)が無料で使える
- JAL便なら追加料金でサクララウンジが利用できるケースあり(当日ファーストクラスなど)
PP保持者でもT1で快適に過ごす方法はあるので安心です。
JAL サクララウンジの詳細レビュー
利用条件
- JMBサファイア以上
- JGC(JALグローバルクラブ)
- 国内線ファーストクラス搭乗
- 一部国際線ビジネスクラス乗継客
サービス
- ビールサーバー
- ソフトドリンク
- スナック
- Wi-Fi
- コピー機(エリアによる)
- 広いソファ席
国内線ラウンジの中でもトップクラスの快適さです。
カードラウンジ(POWER LOUNGE )
利用可能な主なカード
- アメックス
- ダイナース
- VISAゴールド
- JCBゴールド
- 楽天プレミアムカードなど
※一般カードは有料(1,100円)
特徴
- おしゃれで明るいデザイン
- 電源・USB完備
- PC作業しやすいカウンター席
- ドリンク無料(種類はやや少なめ)
サクララウンジと比べると食事・アルコールはないが、
作業目的なら最強のラウンジ と言えます。
ラウンジの場所と行き方
- 南ウイング(JAL便多め):サクララウンジ+POWER LOUNGE SOUTH
- 北ウイング:サクララウンジ+POWER LOUNGE NORTH
- 中央:保安検査前のPOWER LOUNGE CENTRAL、エアポートラウンジ
搭乗口の位置で選ぶのがおすすめです。
利用目的別:どのラウンジを選べばいい?
ゆったりくつろぎたい → サクララウンジ
お酒も飲めて席も広い。
PC作業したい → POWER LOUNGE SOUTH / NORTH
個別ブースが多く集中しやすい。
家族とラウンジに入りたい(送り迎え含む) → POWER LOUNGE CENTRAL
※保安検査前で利用可能。
プライオリティパスを持っている →
→ T1では使えないため、カードラウンジ利用がベスト
まとめ|羽田空港T1はカードラウンジ中心。
羽田空港第1ターミナルは、
- JAL サクララウンジ
- POWER LOUNGE
- エアポートラウンジ
とラウンジの種類が多く、目的に応じて使い分けやすいのが特徴です。
ただし注意したいのが プライオリティパスはT1では利用不可 という点。
国際線を使う場合は第3ターミナルのPPラウンジを利用しましょう。
国内線のJAL利用者・クレジットカード所有者なら、
T1でも快適なラウンジ時間が過ごせますよ。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛






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