「断崖の下に広がる青い楽園」――それが、バリ島南端にあるメラスティビーチ(Melasti Beach)。
ウルワツエリアの中でも特に神聖とされ、かつては地元の人しか足を踏み入れられなかった場所です。
近年、道路整備と施設の充実で観光客にも人気が急上昇!
この記事では、そんなメラスティビーチの魅力・行き方・注意点を、旅行者目線で丁寧に解説します。
🌴メラスティビーチとは?
名前の由来と宗教的な意味
「Melasti(メラスティ)」とは、バリ・ヒンドゥー教で清めの儀式(Melasti Ceremony)を指す言葉。
毎年ニュピ(バリ島の静寂の日)の前に、地元の人々が海へ向かい心身を清める大切な儀式が行われます。
つまり、メラスティビーチは神聖な浄化の場でもあるのです。
ローカルしか知らなかった秘境ビーチ
少し前までは未舗装の山道をバイクで下るしかなく、観光客にはほとんど知られていませんでした。
しかし近年は道路が整備され、駐車場や売店も完備。
アクセスが格段に良くなり、絶景スポットとして注目されています。
🏖️メラスティビーチの見どころ
断崖を下る絶景ロード「Melasti Cliff Road」
まるで映画のワンシーンのような、崖の間を抜ける坂道が最大の見どころ。
高台から見下ろすと、ターコイズブルーの海と白い砂浜が一面に広がります。
車で下る瞬間は、誰もが思わず息をのむほどのスケールです。

白砂とエメラルドグリーンの海
砂はサラサラで、海は透明度抜群。
晴れた日には空と海が溶け合うような美しさで、泳ぐだけでなく“写真映え”も抜群です。

サンセット&ドローン撮影スポット
崖の上から望む夕日は、まさに「天国への道」。
ドローンで上空から撮影すれば、光に染まる断崖と海の境界が神秘的な映像に。

ローカルの儀式「メラスティ儀礼」
もし旅のタイミングが合えば、白装束の行列が浜辺を歩く神聖な光景に出会えるかも。
儀式中は静かに見守り、撮影は控えるのがマナーです。
🚗アクセス・行き方
- 場所:バドゥン半島・ウルワツエリア(ウルワツ寺院から車で約15分)
- クタ・スミニャックからの所要時間:車で約1時間〜1時間20分
- おすすめの交通手段:
- カーチャーター(1日5,000〜6,000円程度)
- またはレンタルバイク(初心者は要注意!)
Googleマップで「Melasti Beach Ungasan」と検索すればルート表示されます。
崖道を下る途中はカーブが多いため、運転に自信がない人はドライバー付きの車がおすすめです。


💰入場料・駐車場・施設情報(2025年最新)
- 入場料:1人あたり10,000ルピア(約100円)
- 駐車料金:バイク2,000ルピア、車5,000ルピアほど
- 支払い方法:現金または電子決済(QRIS対応)
- 設備:トイレ・シャワー・更衣室・売店・カフェあり
休日や夕方は混み合うので、午前中の訪問が快適です。
🍹周辺で楽しめるスポット

- ウルワツ寺院:サンセットとケチャダンス鑑賞におすすめ(車で約15分)。
- カルマ・カンダラビーチ:隠れ家的な雰囲気が魅力。
- トロピカルテンプテーションビーチクラブ:絶景と音楽が融合するバリ南端の人気ビーチクラブ


撮影好きなら、崖の上からドローンや広角レンズでの撮影も◎。
☀️注意点・持ち物チェック
- 日差しが非常に強いので、帽子・日焼け止め・サングラス・飲料水は必須。
- 潮の流れが速いエリアもあるので、泳ぐときは波を確認して。
- 儀式や祈りの場では静かに見守るのがマナーです。
💬よくある質問(Q&A)
Q1. メラスティビーチの入場料はいくら?
→ 2025年現在、1人あたり10,000ルピア。駐車料金は別途です。
Q2. 売店や日陰はありますか?
→ あります。カフェやパラソル付きエリアが増え、冷たいココナッツジュースも買えます🌴。
Q3. 泳げますか?
→ 泳げますが、潮が高い日は注意。穏やかな時間帯は膝くらいまででも気持ちいいです。
Q4. サンセットは何時頃?
→ 乾季は18時前後がベスト。日没前の光が崖を黄金色に染めます。
Q5. ドローン撮影は可能?
→ OKですが、儀式中や人が多い時間は控えましょう。
Q6. トイレやシャワーは?
→ あります。清潔で、シャワーは約5,000ルピアで利用可能です。
Q7. ベストな訪問時間は?
→ 朝9〜11時は空が澄み、海が一番青く見える時間帯です。
Q8. 雨季でも楽しめる?
→ 雨の合間を狙えば幻想的な光景に出会えます。滑りやすいので靴には注意。
🌅まとめ|メラスティビーチは“映え”だけじゃない神聖な海岸
メラスティビーチは、ただのインスタ映えスポットではありません。
バリの人々が「海を神聖なもの」として敬う、その文化や祈りを感じられる特別な場所です。
絶景を楽しむだけでなく、静かに潮風を感じながら、
心まで洗われるような時間を過ごしてみてください。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛





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