成田空港第3ターミナル(T3)は、LCCを中心としたターミナルですが、「プライオリティパス(Priority Pass)」で利用できるラウンジはあるのでしょうか?結論から言うと、第3ターミナルには正式なラウンジはなく、PPで利用できるのはレストランのみです。この記事では、T3でのPP活用法と周辺ラウンジの情報をまとめました。
成田空港第3ターミナルでプライオリティパスは使える?
結論:ラウンジはなし、食事特典のみ
結論から言うと、成田空港第3ターミナル(T3)にはPriority Pass対応の空港ラウンジはありません。LCC専用ターミナルであるT3は、航空会社の設備コストを抑えるために設計されており、広々としたラウンジやシャワー、ソファ席といった通常のPPラウンジにある設備は整っていません。
そのため、T3ではPP会員ができることは限られており、「ぼてぢゅう屋台」などのレストランでの食事優待が代表的な特典です。具体的には、PP会員証を提示することで、一定額のセットメニューが無料もしくは割引で利用できる場合があります。ラウンジのようにドリンクや新聞、Wi-Fiでゆったり過ごすという体験はできませんが、短時間での軽食や休憩には活用できます。

おいらが持ってる楽天プレミアムカード付帯のプライオリティパス(無料)は残念ながらレストラン利用が2025/1月から制限されたよ。トホホ。
でも世界約1700あるラウンジを無料で使えるから、LCC便の経由地では長時間滞在するときには必需品の一つだよ。
なぜ第3ターミナルにはラウンジがないのか
T3は 格安航空会社(LCC)専用ターミナルとして設計されているため、以下の理由でラウンジが設置されていません:
- 施設コストを最小限に抑える設計
LCCは運航コストを低く抑えることが重要です。そのため、ターミナル自体も簡素な構造で、ラウンジのような付帯施設を持たせる余裕がありません。 - 利用者の滞在時間が短い
LCCを利用する旅客は、一般的にチェックインから搭乗までの滞在時間が短く、長時間くつろぐことを前提としたラウンジのニーズが低めです。そのため、空港側も大規模なラウンジ設置を優先していません。 - 他ターミナルとの差別化
成田空港のT1・T2には大手航空会社向けラウンジやPP対応ラウンジがあり、ここでゆったり過ごすことができます。T3はあえて簡素な作りにすることで、航空会社や旅客の使い分けをしやすくしています。

でもさ、シンガポールのチャンギ空港やマレーシアのクアラルンプール空港はLCCターミナルでもラウンジは充実してるよ。
日本もHUB空港を目指すなら、第3ターミナルにもラウンジは欲しいよね。
💡 ポイント
- 第3ターミナルでは「ラウンジで長時間くつろぐ」は難しい
- PP会員は、レストランやカフェの食事優待を利用する形が現実的
- ゆったり過ごしたい場合は、T3 → T2 I.A.S.S Executive Lounge 2(ランドサイド)への移動を検討してみてね。軽食はないけど、スナックとビール1杯無料だよ。
※T3 → T2は無料バスで3分、徒歩でも6〜10分程度で移動可能。
第3ターミナルから第2ターミナルへの移動
1. 無料連絡バス(シャトルバス)
- 所要時間:約3分
- 運行間隔:5〜10分ごと
- 停留所:
- T3:1階到着ロビー前
- T2:到着ロビー前(本館/サテライトどちらも対応)
- メリット:荷物が多くても安心、歩く距離がほとんどない
- デメリット:満員になる場合がある、運行間隔を確認する必要あり
2.徒歩(連絡通路)
デメリット:荷物が多い場合はやや負担
所要時間:約6〜10分
ルート:T3 → T2 連絡通路を直進
メリット:待ち時間なしで自由に移動可能
✈️ 成田空港:ターミナル別 Priority Pass 利用可能施設一覧(修正版)
| ターミナル | ラウンジ/施設名 | 区分(ラウンジ or レストラン等) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第1ターミナル (T1) | I.A.S.S Superior Lounge -NOA- | ラウンジ(制限エリア/国際線出発後) | 営業 07:30–21:00。Gate 26 付近/3階。滞在は最大 2 時間。 |
| 第1ターミナル (T1) | I.A.S.S Executive Lounge 1 ゴールド,PP | ラウンジ(ランドサイド/保安検査前) | 営業 07:00–21:00。出発前・到着後・国内線乗り継ぎ時に利用可。 |
| 第2ターミナル (T2) | I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- | ラウンジ(制限エリア/国際線出発後) | 営業 07:30–21:00。T2本館4階。滞在は最大 2 時間。 |
| 第2ターミナル (T2) | I.A.S.S Executive Lounge 2 | ラウンジ(ランドサイド/保安検査前) | 営業 07:00(または 07:30)–21:00。出発前・到着後・国内線乗り継ぎ可。 |
| 第3ターミナル (T3) | Botejyu Express(ぼてぢゅう屋台) | 飲食施設(レストラン) | フードコート内、ランドサイド 2F(保安検査前)で PP 利用可。 |


まとめ
- 第3ターミナルには公式ラウンジはなし。PPで使えるのは飲食特典のみ。
- ぼてぢゅう屋台が代表的なPP対象施設。軽食・お好み焼きなどを楽しめます。
- 本格的にくつろぎたい場合は、第2ターミナルのラウンジを利用するのがおすすめ。
- 移動には徒歩か連絡バスを利用し、時間に余裕を持つことがポイントです。
第3ターミナル発のLCCを使うときでも、PPをうまく活用すれば快適に過ごせます。事前にどの施設が対象か確認して、出発前の時間を有効活用しましょう。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛

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