「え、こんなに動かないの?」と思った人へ
「空港からホテル、地図だと近いのに全然進まない…」
「タクシーに乗ったのに、ずっと同じ景色」
バリ島旅行で、こんな経験をした人は意外と多いです。
実際、「バリ島=渋滞がひどい」というイメージを持っている人も増えてきました。
でもこの渋滞、
たまたま運が悪かったわけでも、
観光シーズンだから仕方ないだけでもありません。
実はそこには、観光客があまり知らない
ちゃんとした理由があります。
そして大事なのは、
バリ島の渋滞は「避けられないもの」ではなく、
知っていれば、かなりラクにできるということ。
この記事では、
- なぜバリ島はこんなに渋滞するのか
- 最近の状況はどうなっているのか
- 観光客が失敗しないための、現実的な移動のコツ
を、難しい話は抜きで、分かりやすくまとめました。
「移動で疲れて、観光どころじゃなかった…」
そんなバリ島旅行にならないように、
出発前にぜひ読んでみてください。
🚗 1. バリ島の交通渋滞が深刻化している理由
🧳 観光客の増加で車・バイクが一気に増えた
ここ数年のバリ島は、観光客数が急激に回復・増加しています。
それに合わせて増えたのが、レンタカー・チャーターカー・配車アプリの車両、そしてバイクです。
特に観光客が集中する
クタ/スミニャック/ウブド/サヌール周辺では、
- 空港 → ホテル
- ホテル → 観光地
- サンセット前後の移動
といった“同じ時間・同じ方向”の移動が重なりやすく、
道路が一気に詰まりやすくなっています。
「観光地が近い=すぐ着く」と思いがちですが、
実際は距離より“時間帯”の影響が大きいのがバリ島の特徴です。
🚧 道路インフラが観光需要に追いついていない
もうひとつ大きな理由が、
道路インフラの整備が、観光客の増加スピードに追いついていないことです。
バリ島の道路は、
- もともと生活道路として作られた細い道が多い
- 急な拡張が難しいエリアが多い
- 観光地周辺ほど道路が狭い
という構造的な問題があります。
現在、州政府は約5兆ルピア規模の予算を使って、
立体交差(アンダーパス)やバイパス道路などの
本格的な渋滞対策を進める計画を進行中です。
ただし、これらは段階的な整備になるため、
観光客が体感できるほど改善するには、まだ時間がかかるのが正直なところです。
📅 2. 最新の渋滞予測:2025年〜2026年のピーク時期
🎄 クリスマス〜年末年始は要注意
毎年特に混雑するのが、
12月下旬〜1月初旬(クリスマス・年末年始)です。
この時期は、
- 海外からの観光客
- インドネシア国内の帰省・旅行
- 現地イベントや休暇
が一気に重なり、
道路を走る車両数が例年より約1割増えると見られています。
空港周辺、港へ向かう道路、人気観光地へのアクセスは、
時間帯によっては「全然動かない」状態になることも珍しくありません。
☀️ 乾季・雨季で変わる渋滞の傾向
バリ島の渋滞は、季節によっても特徴が変わります。
▶ 乾季(4〜10月頃)
- 観光のベストシーズン
- 特に6〜8月は旅行者が集中
- 慢性的な渋滞が起きやすい
▶ 雨季(11〜3月頃)
- 観光客はやや減る
- ただしスコールや大雨で
一時的・突発的な渋滞が発生しやすい - 冠水や事故で主要道路が止まることも
つまり、
- 乾季:人が多くて混む
- 雨季:天候次第で急に混む
という違いがあります。
📍 3. エリア別|渋滞が起きやすい観光スポットと時間帯
バリ島の渋滞は「島全体が常に混んでいる」わけではなく、
エリアと時間帯によって差がかなり大きいのが特徴です。
ここでは、旅行者が特に巻き込まれやすい場所を見ていきます。
✈️ デンパサール〜クタ・スミニャック
空港周辺・メインストリートは常に要注意
ングラ・ライ国際空港からクタ、スミニャック方面は、
バリ島でもトップクラスに渋滞しやすいエリアです。
特に混みやすいのは、
- 空港到着ラッシュの時間帯(昼〜夕方)
- チェックアウトが重なる午前中
- サンセット前後(16:30〜19:00)
このエリアは、
- 空港利用者
- ビーチクラブ・ショッピング目的の観光客
- 現地の通勤・通学
が一気に重なります。
SNSや体験談でも
「空港からクタまで、普段20分の距離が1時間以上かかった」
という声はよく見かけます。
到着日・帰国日は特に時間に余裕を持つのが鉄則です。



🌿 ウブド中心部
距離は短いのに進まない、慢性的な渋滞エリア
ウブドは道路がとても狭く、
観光地・カフェ・ホテルが密集しています。
混みやすい時間帯は、
- 10:00〜14:00(観光ピーク)
- 16:00〜19:00(チェックイン+夕食移動)
特に、
- ウブド王宮周辺
- モンキーフォレスト通り
- 中心部の交差点
は「少しの事故・路駐」で一気に詰まります。
旅行者の体験談では
「徒歩10分の距離を車で30分以上かかった」
という話も珍しくありません。
ウブドでは
👉 短距離は歩く
👉 移動は朝早めに済ませる
これだけでもストレスがかなり減ります。
🚢 ギリマヌク方面
フェリー港周辺は“時期限定”で大混雑
島西部のギリマヌク港周辺は、
通常はそこまで混みませんが、特定の時期だけ要注意です。
混雑しやすいのは、
- 年末年始
- 大型連休
- 宗教行事の前後
この時期は、
- ジャワ島との往復車両
- トラック・バス
- 帰省・移動する地元の人
が集中し、港周辺の道路が長時間ストップすることもあります。
「北部観光を予定していたら、想定以上に時間がかかった」
という声もあり、
移動日には余裕を持った計画が必要です。
👮 4. 当局・交通対策の最新動き(2025〜2026)
バリ島の渋滞問題は、観光客だけでなく
現地住民にとっても深刻な課題になっています。
そのため、2025年以降は対策が本格化しています。
🚦 スマート交通・重点道路管理の導入
警察と州政府は、
主要道路や交差点を対象にした交通集中管理を進めています。
具体的には、
- 混雑時間帯に警察官を重点配置
- 一時的な一方通行や車線変更
- 事故・故障車の即時対応
といった、人力+データを組み合わせた対策です。
特に観光ピーク時は、
「止める・流す」を意図的に切り替えることで、
完全に詰まるのを防ぐ動きが見られます。
📊 交通工学を使ったシナリオ作成
最近は、経験や勘だけでなく、
- 車両の流入量
- 時間帯別の混雑データ
- 観光イベント情報
をもとにした交通シミュレーションも導入されています。
これにより、
- どの交差点を優先的に制御するか
- どの時間帯に警備を厚くするか
といった判断が、より現実的になっています。
🏗️ インフラ整備(中長期対策)
中長期的には、
- 新しいバイパス道路
- 立体交差(アンダーパス)
- 観光地周辺の道路改良
といったハード面の対策も進行中です。
ただし、これらは工事期間が長く、
完成までは一時的に渋滞が悪化する場所もあるのが現実です。
そのため2025〜2026年は、
「改善途中の過渡期」と考えておくのが無難です。
🚕 5. 渋滞を避ける移動のコツ(旅行者向け)
バリ島の渋滞は完全に避けることはできませんが、
「動き方」を少し変えるだけで、ストレスはかなり減らせます。
⏰ 朝早め or 夕方以降に移動する
一番シンプルで効果的なのが、時間帯をずらすことです。
おすすめは、
- 朝:7:00〜9:00前後
- 夜:19:00以降
この時間帯は、
- 観光バス
- チェックイン・アウト移動
- ビーチクラブ利用者
が比較的少なく、
同じ距離でも移動時間が大きく変わります。
逆に、
- 10:00〜16:00
- サンセット前後(16:30〜19:00)
は、可能なら避けたい時間帯です。
🚖 Grab・配車アプリを上手に使う
バリ島では、配車アプリ(Grabなど)がとても便利です。
メリットは、
- 事前に料金が分かる
- 渋滞状況を見てルートを選んでくれる
- ぼったくりの心配が少ない
という点。
ただし注意点として、
- 混雑時間帯は配車がつかまりにくい
- 渋滞エリアでは料金が上がることもある
という点は知っておきましょう。
空港や観光地では、
「配車アプリ専用ピックアップ場所」が指定されていることも多いです。
🛵 バイクレンタル・徒歩移動も選択肢に
短距離移動なら、
車よりバイクや徒歩のほうが圧倒的に早いこともあります。
特に、
- ウブド中心部
- クタ・スミニャックの市街地
では、
徒歩10〜15分の距離を車で行くと、逆に時間がかかることも。
バイクレンタルを使う場合は、
- 国際免許証の携帯
- ヘルメット着用
- 無理な追い越しをしない
といった基本ルールは必須です。
🌴 主要エリア外を組み込んだ観光プラン
渋滞に疲れやすい人には、
南部・中心部だけに滞在しない旅程もおすすめです。
例えば、
- 北部(ロビナ、ムンドゥック)
- 東部(アメッド周辺)
は、
- 観光客が少なめ
- 道路も比較的空いている
- 移動そのものが快適
というメリットがあります。
「移動で消耗しない旅」をしたいなら、
エリア分散はかなり効果的です。
📊 6. 移動時間を短縮する「ベストルート」例
ここでは、旅行者がよく使う区間の
現実的な移動目安を紹介します。
✈️ 空港 → クタ/スミニャック
- 渋滞なし:20〜30分
- 渋滞あり:60〜90分
おすすめ時間帯:
👉 朝早め or 夜遅め
🌿 クタ/スミニャック → ウブド
- 渋滞なし:約1時間
- 渋滞あり:2時間以上
おすすめ:
👉 朝出発 or 夕方以降
👉 途中観光を入れて時間調整
🌊 ウブド → 北部(ムンドゥック方面)
- 比較的渋滞が少なく安定
- 山道は多いが、流れはスムーズ
おすすめ:
👉 日中移動でもOK
👉 日帰りより1泊がおすすめ
※あくまで目安ですが、
「最短距離=最短時間」ではないのがバリ島です。
🧳 7. まとめ|渋滞対策で旅をもっと楽しむコツ
バリ島の渋滞は、
「我慢するしかないもの」ではありません。
大切なのは、
- 最新の渋滞状況をこまめにチェック
- 時間に余裕を持ったスケジュール
- 移動そのものを旅の一部として考える
この3つです。
詰め込みすぎたスケジュールより、
「今日は移動だけ」「今日は近場だけ」
そんな余白のある計画のほうが、バリ島は楽しめます。
渋滞とうまく付き合えれば、
バリ島旅行はもっと快適で、もっと心に残るものになります。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛







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