「バリ島でスマホの充電ってそのままでいいの?」
「日本のドライヤーって使えるのかな…」
海外旅行の準備で意外と見落としがちなのが、コンセントの形状や電圧の違い。間違った使い方をすると、家電が壊れたり、最悪の場合感電や火災につながる危険性も。
この記事では、インドネシア・バリ島でのコンセント事情について、Cタイプのプラグ形状や220Vの電圧、必要な変換プラグ・変圧器、よくあるトラブルまで詳しく解説します。
1. バリ島のコンセントはCタイプが主流
バリ島を含むインドネシアの電源プラグは、日本とは異なる「Cタイプ」が主流です。
Cタイプとは、丸型のピンが2本並んだ形状で、ヨーロッパの多くの国でも使われています。
プラグの種類 | 形状 | ピンの太さ | 備考 |
---|---|---|---|
Cタイプ | 丸型2ピン | 約4mm | バリ島で主流。日本のAタイプは使えない。 |
Bタイプ | 丸型2ピン | 約5mm | 日本の一部でも使われるが非対応。 |
SEタイプ | 丸型2ピン | 約4.8mm | 稀に使われるが、対応製品は少なめ。 |
注意点:ピンの太さが微妙に異なるため、無理やり差し込むと破損の原因になります。
2. 変換プラグは必要?どこで買う?
はい、日本の家電をバリ島で使うには「Cタイプ対応の変換プラグ」が必要です。
どこで買う?
- ダイソー・セリアなどの100円ショップ
→ 安価で旅行用のCタイプ変換プラグが手に入ります。 - マルチタイプ変換プラグ(Amazon・楽天)
→ 世界中のプラグに対応。旅行好きにはこちらが便利です。 - 空港の電気店・現地のスーパー
→ 忘れても大丈夫!現地や空港でも購入できます。
✅ ポイント:旅行のたびに買うなら100均、頻繁に海外へ行くならマルチタイプが断然おすすめ。

3.バリ島で変圧器は必要?日本の電化製品はそのまま使える?
バリ島の電圧は220V・50Hzで、日本(100V・50/60Hz)とは大きく異なります。そのため、日本の電化製品をそのまま使うと故障や発火の危険性があります。ただし、すべての家電に変圧器が必要なわけではありません。
では、どんなときに変圧器が必要なのか、どの家電がその対象なのかを詳しく見ていきましょう。
変圧器が必要なケースとは?
1. 電圧が「100V専用」の家電を使う場合
家電の本体やアダプターに「Input: 100V」と書かれているものは、220Vのバリ島ではそのまま使用不可。変圧器が必要です。
変圧器が必要な主な日本の家電製品
家電 | 変圧器の必要性 | 補足 |
---|---|---|
ドライヤー | 必要 | 高出力モデルは変圧器に対応していない場合もあり注意 |
ヘアアイロン・コテ | 必要 | 100V専用が多く、壊れやすい |
電動シェーバー(古いモデル) | 必要 | 最新モデルは海外対応あり |
一部の炊飯器 | 必要 | 重く、持参は非推奨 |
一部のノートパソコン(古い機種) | 必要な場合あり | アダプタを確認 |
電気毛布・電気ポット | 必要 | 消費電力が高く非推奨 |
変圧器が不要な家電(220V対応)
最近の電子機器は「100–240V」の海外対応マルチボルテージが増えています。以下のような製品は変圧器不要です。
家電 | 理由 |
---|---|
スマホ・タブレット | 充電器が100–240V対応が基本 |
ノートパソコン(新しいモデル) | ほぼすべて100–240V |
カメラ・デジカメ | 充電器が対応していることが多い |
モバイルバッテリー | 充電器が対応していればOK |
電動歯ブラシ | 多くは海外対応、要確認 |
✅ チェック方法:家電の充電器または本体の「INPUT」表示を確認。「100–240V」「AC220V」などの表記があればOK。
旅行用変圧器を選ぶポイント
- 対応電圧:220V→100Vに対応しているか必ず確認
- ワット数(W):使用する家電の消費電力より上の容量が必要
- タイプ:軽量で旅行向きの「トランス式」や「電子式」タイプが便利
- プラグ変換付き:Cタイププラグ対応が便利(バリ島で使用可)
変圧器を使う際の注意点
- 高出力家電(1000W以上)には非対応の変圧器が多い
- 連続使用は短時間に限る(1時間以内目安)
- 熱を持ちやすいため、布の上などでは使用しない
結論:変圧器は必要か?
ほとんどのスマホ・PC・カメラは変圧器なしで使えます。
ただし、美容家電やキッチン家電は変圧器が必要な場合が多く、持参は慎重に検討を。持って行く前に、INPUTの表記を必ず確認しましょう!
4. 日本の電化製品、使える?機器別にチェック!
実際にバリ島で使えるのか、代表的な家電ごとに対応状況を以下にまとめました。
機器名 | 使用可否 | 解説 |
---|---|---|
iPhone/スマホ | ◎ | 100-240V対応。充電器に「Input:100V-240V」と書かれていればOK。 |
ノートパソコン | ◎ | Apple/Windowsともにほぼ全機種が海外対応済み。 |
デジカメ/GoPro | ◎ | 充電器が240Vまで対応していれば変圧器不要。 |
モバイルバッテリー | ◎ | 充電用アダプタの対応電圧を要確認。 |
ドライヤー(国内専用) | ✕ | 100V専用なら使えません。使うと壊れる/火花が出る危険あり。 |
ドライヤー(海外対応) | ○ | 電圧切替タイプ(100V↔220V)ならOK。切り替え忘れに注意。 |
ヘアアイロン | △ | 商品による。240V対応なら使用可能。心配なら現地購入を。 |
電気シェーバー | ○ or ✕ | 機種による。手動のものが安心。 |
✅ チェック方法:ACアダプターや製品本体に書かれた「Input」表記を確認!
5. 空港・ホテル・カフェの電源事情
旅行中はスマホやカメラの充電タイミングも大切。以下、バリ島の主な場所での電源状況をまとめました。
空港(デンパサール国際空港)
- 出発ゲート付近に充電スペースあり
- プラグはCタイプなので変換プラグは必要
- USBポート完備の席も一部にあり
ホテル
- 多くのホテルでCタイプコンセント
- 一部高級ホテルではマルチプラグ対応のコンセントあり
- フロントで変換プラグの貸し出しOKなところも多い
カフェ・レストラン
- Wi-Fi完備のカフェでは充電可能な席も
- 店員に「Can I charge my phone?」と聞けば親切に教えてくれます
6. よくあるトラブルと対処法
旅行者が実際に体験したトラブル例とその対策を紹介します。
⚠️ よくあるトラブル集
トラブル内容 | 対処法 |
---|---|
変換プラグを忘れた | 現地のスーパーやコンビニ(MINIMARTなど)で購入可能。ホテルフロントにも確認を。 |
ドライヤーが使えない | 海外対応でなければ使わない。どうしても必要なら現地で購入 or ホテルの備品を利用。 |
電化製品が故障した | 無理に使わず、日本帰国後に修理を。感電や火災の原因にもなるので即中止。 |
7. 持っていくと安心!おすすめ電源関連アイテム
最後に、バリ島旅行をより快適にするために、持参をおすすめするアイテムをまとめます。
✅ 持ち物チェックリスト(電源関連)
- ✅ Cタイプ変換プラグ(必須!)
- ✅ マルチ変換プラグ(他国にも行くなら)
- ✅ USBポート付き電源タップ(複数台充電したい人向け)
- ✅ モバイルバッテリー(観光中の充電切れ防止)
- ✅ 海外対応のドライヤー・ヘアアイロン(必要な人のみ)
- ✅ コンセント差込口キャップ(お子様連れの場合)
✈️ 旅行保険に加入しておくと、家電トラブル時の損害補償もカバーされることがあります。
まとめ
- バリ島ではCタイプの丸ピンコンセントが主流
- 電圧は220V/50Hz、日本の製品は注意が必要
- iPhoneなどのスマホは変換プラグがあればそのまま使える
- 家電によっては変圧器や海外対応品が必要
- ホテルやカフェでは基本的に充電可能
正しく準備しておけば、旅先でも安心して電子機器が使えます!
忘れ物のないよう、出発前にこのページで再確認してから出発しましょう😊
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最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛
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