ワーホリって気になるけど、正直よく分からない…というあなたへ
「ワーホリ行ってみたいけど、ビザってどう取るの?」
「英語できないけど大丈夫?」
「ほんとに仕事見つかるの?」
オーストラリアのワーホリを考えると、ワクワク半分、不安半分…そんな気持ちになりますよね。
でも大丈夫。
実はワーホリは“海外生活への一番やさしい入口”みたいな存在。
ビザの自由度は高いし、仕事も多い。
しかもオーストラリアは治安もよくて暮らしやすい。
最初はみんな不安。でも、行った人は口をそろえて言います。
「もっと早く行けばよかった…!」
この記事では、そんなワーホリビザについて
初心者でもわかりやすく、できるだけ不安をゼロに近づける形で解説していきます。
肩の力を抜いて、コーヒーでも飲みながら読んでくださいね。
オーストラリアワーホリビザ(Subclass 417)とは?
「ワーホリビザって結局なにができるの?」
まずはここから、やさしくおさらいしていきましょう。
オーストラリアのワーホリビザ(Working Holiday Visa:Subclass 417)は、
18〜30歳の若者が、最大1年間オーストラリアで自由に生活できる特別なビザ です。
“自由に”というのが本当にポイントで、こんなことができます👇
- 働ける(フルタイムでもパートでもOK)
- 学校に通える(最長4ヶ月まで)
- 国内を自由に旅行できる
- 住む場所も変え放題(都市移動しながら働く人が多い)
普通の観光ビザとは全く違って、
「仕事しながら生活できる」というのが、ワーホリ最大の魅力です。
じゃあ、なんでみんなオーストラリアを選ぶの?
ワーホリができる国はいくつもあるのに、
その中でも オーストラリアはずっと“ダントツ人気” なんです。
その理由がこちら👇
① 時給が高い(最低賃金A以上=約2,500円)
世界的に見てもトップクラスの最低賃金。
頑張れば月20〜30万円稼ぐ日本人も普通にいます。
② 仕事が多い&外国人に優しい
飲食、清掃、ホテル、観光、農業…
ワーホリが働ける職種がとにかく豊富で、求人も安定しています。
③ 治安がよく、暮らしやすい
大都市でも比較的安全で、街の雰囲気が全体的にのんびり。
自然も多く、気候もおだやかで生活しやすい国です。
④ ワーホリ先輩が多く情報が集めやすい
ブログ・SNS・YouTube…
日本人の体験談が山ほどあるので、初めてでも失敗しにくい。
🌏 日本人に人気のワーホリ国 TOP10
| ランキング | 国名 | 主な特徴・理由 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 1位 | オーストラリア | 時給が高い・仕事が多い・治安が良い・気候が快適 | 稼ぎたい・海外生活初心者・温暖な気候が好き |
| 2位 | カナダ | 自然と都会のバランスが良い・語学学校が豊富・日本人にも生活しやすい | 英語を伸ばしたい・落ち着いた環境が好き |
| 3位 | ニュージーランド | のんびりした国民性・自然豊か・治安良好 | ゆったり暮らしたい・自然が好き |
| 4位 | イギリス | 歴史ある街並み・欧州旅行がしやすい・文化体験が豊富 | ヨーロッパ好き・文化・ファッション重視 |
| 5位 | アイルランド | 英語圏で物価は英国より安め・フレンドリーな国民性 | 穏やかな国が好き・英語を使いたい |
| 6位 | ドイツ | 英語でも働ける仕事が多い・文化・音楽・クラフトが盛ん | ドイツ文化が好き・英語+新言語に挑戦したい |
| 7位 | 韓国 | 距離が近い・文化が日本人に馴染みやすい・美容が人気 | Kカルチャー好き・アジア圏で生活したい |
| 8位 | 台湾 | 物価が安い・生活しやすい・日本語も少し通じる | 初海外でも安心したい・食が好き |
| 9位 | フランス | カフェ・芸術・ファッションの本場・ヨーロッパ旅行しやすい | クリエイティブ気質・文化が好き |
| 10位 | デンマーク | 北欧で生活水準が高い・落ち着いたライフスタイル | 北欧デザイン好き・静かな環境を求める |
「海外生活してみたい」の気持ちだけで行けます
よく「英語できないんですが行けますか?」と質問されますが…
答えは 余裕で行けます。
実際に初期の英語力ゼロで行って、
そこから仕事を見つけて英語が伸びていく人は山ほどいます。
ワーホリは、
- 人生のリセット
- 新しいことへのチャレンジ
- 英語力アップ
- 海外の友達作り
どんな目的でもOK。
「今の自分を変えたい」
そんなシンプルな気持ちだけで、挑戦する価値があります。
オーストラリアのワーホリは、自由で、寛容で、可能性が広がるビザ。
人生の選択肢を一気に広げたい人に、ぴったりの制度です。
申請前に揃える必須条件(思ったより簡単)
「ワーホリって、なんだかハードル高そう…」
そう感じる人が多いですが、実は必要な条件はめちゃくちゃシンプルです。
ここさえクリアできれば ほぼ誰でもスタートラインに立てる ので安心してください。
必須条件
日本国籍を持っていること
→ 日本はオーストラリアとワーホリ協定を結んでいるので申請可能。外国籍だと対象外になることがあります。
18〜30歳であること
→ 申請できるのは「30歳まで」。
30歳の誕生日の前日までに申請すればOK というルールなので、ギリギリ勢も間に合います。
資金 A$5,000(約50万円)+ 帰りの航空券 or 帰国できる資金を持っていること
→ これは「ちゃんと生活できるお金を持ってる?」という確認。
→ 銀行残高証明でOK。
→ 航空券は“手配済み”じゃなくてもよくて、買えるお金があれば大丈夫です。
健康であること
→ 重い感染症がなければほぼ問題なし。
→ 国によっては健康診断が必要になることがありますが、日本発ならほとんどの人が不要。
子どもを同行しないこと
→ ワーホリは“単独渡航限定”の制度。子どもを連れて滞在するスタイルはNG。
これだけ? と思いますよね。
そうなんです。実はあまり複雑な条件はありません。
他の国と比べても、オーストラリアはかなり申請しやすい部類。
みんなが不安になるのはだいたいここ👇
- 「英語できないけど大丈夫?」
- 「お金ってこれで足りる?」
- 「仕事見つかるの?」
でも、ビザ申請の“条件だけ”を見ると、ほとんどの人が普通にクリアできます。
注意:年齢制限だけは絶対!
ワーホリは 年齢が命 と言われるくらい、ここだけはどうにもできない。
- 31歳になったら申請不可
- 30歳のうちに申請すれば、ビザがおりてから1年以内に渡航すればOK
「いつか行きたい」は危険です。
30歳が近いなら、早めに動くのが本当に大事。
必要書類一覧(これだけ準備すればOK)
ワーホリビザ申請で必要な書類は、意外なほど少ないです。
準備が面倒くさそうに見えて、実は 半日あれば揃うレベル。
「書類が多すぎて心折れそう…」
そんな心配はまったくいりません。
ここでは、それぞれの書類が何のために必要なのか、どう準備すればいいのかをわかりやすく説明します。
必要な書類(ぜんぶシンプル)
パスポート(有効期限が十分残っているもの)
→ 身分証なのでこれは必須。
→ 有効期限が短いと渡航時にトラブルになりやすいので、できれば1年以上残っているのが理想。
パスポートの顔写真ページのコピー(PDF推奨)
→ オンライン申請でアップロードする際に使います。
→ スマホで撮影でもOKですが、文字が読めないと再提出になるので、スキャンした綺麗なデータが最適。
英文残高証明(A$5,000以上)約50万円以上
→ 「ちゃんと生活資金あります」という証明。
→ 銀行に行って“英語でお願いします”と言えば発行してくれます。
※即日〜数日で受け取れる銀行が多いです。
→ 発行手数料は銀行によって500〜1,500円ほど。
(必要な人のみ)健康診断の結果
→ ほとんどの日本在住者は不要ですが、
・過去に特定の国へ長期滞在
・医療・介護系で働きたい
などの場合に指定されることがあります。
→ もし健康診断が必要なら、移民局からメールが届きます。
よくある疑問:50万円も必要なの?
多くの人がここでビビります。
でも安心してください。
残高証明は “持ってますよ”と証明するためだけのもの。
実際に 50万円をずっとキープしておく必要はありません。
しかもオーストラリアは最低賃金が高いので、現地で働き始めればすぐに生活費は回収できます。
書類準備は思っているよりずっと楽
- パスポート → すでにある
- 顔写真ページ → 写メ or スキャン
- 残高証明 → 銀行で依頼
- 健康診断 → 指示が来たら受けるだけ
これでOK。
書類の多さより、
「いつ申請しよう…」と悩んでしまう時間のほうが長いかもしれません。
申請のやり方(超シンプル!ImmiAccountで完結)
オーストラリアのワーホリビザ申請は オンラインのみ。
つまり、家でコーヒー飲みながらでも申し込めます。
しかも、全体の流れはめちゃくちゃ簡単。
ImmiAccount(イミアカウント) という移民局のサイトでアカウントを作り、質問に答えて、書類をアップロードするだけ。
大げさじゃなく、初めてでも 1〜1.5時間 あれば十分終わります。
ここでは、ステップごとに“どんな画面が出るのか”をイメージできるように説明します。
申請手順(超ていねい解説)
① ImmiAccountを作成
まずは公式サイトにアクセスして、アカウントを登録します。
登録に必要なのは
- メールアドレス
- 名前
- パスワード設定
だけ。
届いた確認メールのリンクをクリックすればアカウント完成です。
※無料で作れます。
② 申請フォームに入力
ログインすると、「ビザ申請」のメニューがあるので、そこから Working Holiday Visa (Subclass 417) を選択。
入力する内容はほとんどが「基本情報」です。
- 名前・生年月日
- 出身国
- 現住所
- パスポート番号
- 渡航予定日(だいたいでOK)
- これまでの海外渡航歴
- 犯罪歴の有無(なければ“NO”でOK)
難しい英文もほぼ出てこず、シンプルな質問ばかりなので安心してください。
③ 必要書類をアップロード
入力が終わると、書類アップロード画面に進みます。
アップロードするのは主にこの2つ:
- パスポートの顔写真ページ
- 英文残高証明(A$5,000以上)
どちらも PDF推奨。
写真でもアップロードできますが、不鮮明だと再提出になることがあります。
※健康診断が必要な場合は、移民局から別途案内が来ます。
④ 申請料(約A0)を支払う
最後に支払いページへ。
- クレジットカード
- PayPal
などが使えます。
支払い後すぐに「申請受付完了」のメールが届きます。
⑤ 受付メールが届く → 申請完了!
このメールが来たら、もうあなたの申請は提出済み。
あとはビザが下りるのを待つだけ!
申請は意外とあっけないほど簡単
「英語のサイトだから不安…」
「入力ミスしそうで怖い…」
そんな心配をする人が多いですが、実際やってみると拍子抜けするほど簡単です。
画面も分かりやすいし、質問もシンプル。
初めての人でも1時間ちょっとあれば終わります。
よくある質問(おまけ)
Q:渡航日を確定してなくても大丈夫?
A:ざっくりでOK。後で変えても問題ありません。
Q:書類アップロード後に差し替えできる?
A:できます(ただし審査前に限る)。
Q:ビザが下りるまでどれくらい?
A:早い人だと24時間以内、平均は1〜3週間ほど。
申請後の流れと受理までの目安(どれくらい待つ?)
ビザ申請を提出したら、やることは基本「待つだけ」 です。
でも、“何日くらいで結果が来るの?”ってめちゃくちゃ気になりますよね。
オーストラリアのワーホリビザは審査が比較的早く、だいたいこんな感じです:
- 早い人:申請当日〜2日以内で承認
- 平均:1〜3週間
- 混雑時:最大1か月程度
体感的には、ほとんどの人が1〜2週間で下ります。
審査中に確認できるステータス
申請状況は ImmiAccount からいつでも確認できます。
表示は主にこの3つ:
- Received
申請は受け付けたよ、という状態。 - Processing
審査中。書類をチェックしている段階。 - Granted
ビザ承認!おめでとう!
“追加書類リクエスト”が来る場合もある
ときどき、移民局から追加で書類を求められるケースがあります。
よくある例:
- 渡航歴が多い
- 入力情報に確認が必要
- 健康診断の対象になった
- 追加の身分証明が必要
でも安心してください。
メールに何を提出すべきか具体的に書かれているので、その通りに出せばOK。
期限(通常28日)だけ守れば問題なく進みます。
ビザが出るまではメールを要チェック
ビザ関連の連絡はすべて メール or ImmiAccount に届きます。
迷惑メールに入ることもあるので、定期的に確認を。
ビザ承認後にやること(意外と忘れがちポイント)
ビザが下りたら“終わり”ではなく、
ここからがオーストラリア準備の本番です!
① 航空券の手配
ビザが下りてから買うのが安心。
入国期限があるため、そこまでに入ればOK。
※ビザの入国期限は 承認日から12か月以内 がほとんどです。
② 海外保険の加入
オーストラリアは医療費がめちゃくちゃ高いです。
虫刺されで病院行っただけで1万円以上、なんてことも普通。
ワーホリでは 任意保険でも加入必須レベル。
盗難・怪我・携行品の補償も付いていると安心。
③ シェアハウス探し
住む場所は、渡航前に少し目星をつけておくとスムーズ。
探し方の例:
- 日系情報サイト(Jams、日豪プレス)
- Facebookグループ
- Flatmates.com.au
※写真詐欺・デポジット詐欺に注意!
④ 語学学校に行く場合は問い合わせ
渡航前に問い合わせておくと、入学日や費用、キャンペーンなどの情報を先にゲットできます。
“英語0で渡豪”より、学校に数週間通うほうが圧倒的に楽という声が多いです。
⑤ 現地の仕事探しリサーチ
求人サイトをチェックしておくと、
到着してから「何しよう…」と迷う時間がなくなります。
よく使うサイト:
- Seek
- Indeed
- Gumtree
- 日豪プレス(日本語)
⑥ ビザ承認メールの「入国期限」を必ず確認
ビザ承認メールには
“YYYY/MM/DD までに入国してください”
という記載があります。
これを過ぎると ビザが無効 になるので、絶対に見落とさないように注意!
セカンド・サードビザ(最大3年滞在できる)
「ワーホリって1年だけでしょ?」
…と思っている方、多いです。でも、オーストラリアは 最大3年間滞在できる 特別な国。
仕組みはとてもシンプルで、
- 1年目終了 → 条件クリアでセカンド(+1年)
- 2年目終了 → 条件クリアでサード(+1年)
という流れ。
どうすれば延長できるの?
延長の条件は、“特定作業” を一定期間こなすこと。
代表的なのは次のような仕事です:
- 農業(ピッキング、パッキング、ファームの手伝い)
- 水産業(魚の加工、養殖施設など)
- 牧場(家畜の世話、農場作業)
- 建設業(補助作業)
- 工場(食品工場など)
- 災害復興支援作業 など
多くは “地方(Regional Area)” と呼ばれる田舎町で働くのが条件になりますが…
- 時給高め
- 寮が無料 or 格安
- 食費が少ない
- 仲間ができやすい
このあたりの理由から、意外にも「ファームが人生で一番楽しかった!」という人がめちゃくちゃ多いです。
どれくらい働けばいいの?
- セカンド取得:88日以上の特定作業
- サード取得:179日以上の特定作業
働いた日数は、給料明細(Payslip)で証明します。
「もう一年だけいたい」
「英語もっと伸ばしたい」
そんな想いから、延長を希望する人は本当に多いです。
申請でよくあるトラブルと対策(ここさえ押さえればOK)
ビザ申請は簡単とはいえ、人によってはちょっとしたミスが起こることも。
でも安心してください。どれも致命的じゃなく、落ち着いて対応すれば必ず解決できます。
よくあるトラブル
- パスポートの写真がぼやけて却下される
→ スマホで撮った影入りの写真などはNG。 - 残高証明がA$5,000に届いていない
→ 為替レートの変動で不足することも。 - 移民局からのメールが迷惑メールに入って気づかない
→ Gmailユーザーに多い。 - 健康診断が必要なのに放置して期限切れ
→ 期限を過ぎると審査がストップ。
トラブルを防ぐためにできる対策
- 書類は鮮明なPDFで提出(パスポートはスキャナー推奨)
- 残高証明は“50万+数万円”ほど余裕を持たせる
- メール・ImmiAccountを毎日チェック
- 健康診断のリクエストが来たらすぐ予約(混む時期は特に早めに)
この4つだけ意識しておけば、ほぼ問題なく申請が通ります。
まとめ:ワーホリ申請は難しくない。大事なのは“一歩踏み出すこと”
初めてのビザ申請って、本当に不安だと思います。
- 英語に自信がない
- 操作を間違えそう
- 落ちたらどうしよう
そんな気持ち、みんな同じです。
でも、オーストラリアのワーホリビザは
難易度は決して高くありません。
実際、正しい書類を出せば 9割以上の人が普通に取得できます。
そしてワーホリで得られるものは本当に大きい。
- 英語力
- 海外での仕事経験
- 価値観がガラッと変わる出会い
- 自分の可能性に気づける経験
- “人生の選択肢” が増えること
「少しでも行ってみたい」という気持ちがあるなら、
その直感はきっと正しいです。
あなたの未来は、自分で広げられる。
そしてその最初の一歩 が、このワーホリビザ申請。
不安があっても大丈夫。
一緒にゆっくり準備していきましょう。




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