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バリ島旅行者必読!麻薬犯罪の摘発事例と日本人観光客への注意点

バリ島治安・注意点
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バリ島は青い海と豊かな文化に包まれた、世界中の旅行者が憧れる楽園。
しかし、その一方で「麻薬に関するニュース」を耳にして、不安になった方もいるのではないでしょうか。

「知らないうちに巻き込まれたらどうしよう…」
「観光客でも狙われることはあるの?」
「荷物を預かってほしいと頼まれたら大丈夫?」

実際に、外国人観光客が麻薬密輸で逮捕される事件は少なくありません。先日もイギリス人2名がコカインを持ち込もうとしてデンパサール空港で摘発されました。これは決して“自分には関係ない話”ではなく、普通の旅行者でも巻き込まれる危険性があるのです。

この記事では、最近起きた摘発事例をもとに、日本人旅行者が気をつけるべきポイントと「安全にバリ島旅行を楽しむための心得」を分かりやすく解説します。

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バリ島で発生した最新の麻薬摘発事件

英国人2人がコカイン密輸で逮捕

2025年9月3日(水)午後8時30分頃、デンパサール・ングラライ国際空港でイギリス国籍の男女2人(29歳と48歳)が、スペイン・バルセロナからコカインを密輸しようとしたとして逮捕されました。
税関のX線検査で不審な荷物が見つかり、1,321グラム(約1.3kg)のコカインが押収されました。

その後、9月4日(木)午前2時30分頃、バドゥン県クロボカン地区のヴィラで2人が合流した際にバリ州BNN(Badan Narkotika Nasional/国家麻薬取締局)が待ち伏せし、両者を現行犯逮捕。指示を出していたのは「サントス」という人物で、現在も逃亡中です。

9月9日(火)、デンパサールで開かれた記者会見で、バリ州BNNが事件の詳細を公表しました。容疑者2人は終始うなだれ、取り調べに対して抵抗する様子はなかったといいます。


国際麻薬シンジケートの拠点として狙われるバリ島

BNNの発表によると、この2人はタイに滞在していた時に「サントス」と接触し、バルセロナで荷物を受け取るよう指示されていました。
つまり、バリ島は単なる観光地ではなく、国際麻薬シンジケートにとって重要な中継地点・市場として利用されていたのです。

バリ島は観光客が多く、国際色豊かなため、違法薬物を流通させても目立ちにくい環境があります。近年はクラブ、ヴィラ、観光エリアを舞台にした摘発事例が増えており、バリの「楽園イメージ」の裏で、国際犯罪組織の活動が広がっているのが現状です。


報酬は高額、ターゲットは外国人コミュニティ

逮捕された2人は、一人あたり5,000米ドル(約82万円)の報酬を約束されていたと供述しました。
高額な報酬に惹かれて、危険な「運び屋」として利用された形です。

また、押収されたコカインは、現地の外国人コミュニティをターゲットに販売される予定でした。
コカインは非常に高価な薬物であり、主に富裕層や長期滞在する外国人に向けて売買される傾向があります。観光客が直接声をかけられることは少ないものの、同じエリアや遊び場で裏取引が行われていることを認識しておく必要があります。

なぜ観光客も注意が必要なのか?

日本人旅行者が知らぬ間に巻き込まれる可能性

麻薬事件と聞くと「自分とは関係ない」と思う方も多いですが、観光客が無意識のうちに巻き込まれるケースは珍しくありません。実際に、国際麻薬シンジケートは「運び屋」に観光客を利用しようとすることがあり、知らないうちに「共犯者」にされてしまうリスクがあります。
日本人観光客も、空港や観光地で声をかけられたり、滞在先の宿で偶然知り合った人物から頼まれたりする可能性があるのです。


「預かってほしい」と頼まれる荷物は要注意

空港や宿泊先で「ちょっと荷物を預かってほしい」「一緒に運んでほしい」と頼まれることがあります。親切心から引き受けてしまうと、その中に麻薬が仕込まれている可能性があり、知らぬ間に密輸犯にされてしまう危険があります。
特にインドネシアでは「所持している人」が責任を負う仕組みであるため、「知らなかった」では通用しません。


誘われやすい場所やシチュエーションとは

麻薬犯罪に巻き込まれるリスクが高いのは、クラブやバー、外国人が集まるヴィラパーティーなどです。夜遊びの場では「試してみない?」と軽く誘われるケースがあり、断れずに関わってしまうと逮捕の対象になります。
また、長期滞在者や現地で知り合った外国人から「ちょっとした仕事」として誘われるケースも報告されています。高額報酬の話は特に要注意です。


バリ島で絶対に守るべき旅行ルール

知らない人の荷物を運ばない

どんなに仲良くなった相手であっても、荷物を預かるのは絶対にNGです。たとえ善意であっても、その荷物に違法なものが入っていれば、あなた自身が責任を負わされます。


クラブやバーでの薬物の誘いに乗らない

観光地のナイトスポットでは薬物の誘いがあることがあります。「一度だけ」「みんなやってる」という甘い言葉に騙されてはいけません。万が一使用が発覚すれば、観光客でも即逮捕・収監となります。


空港や税関での厳しい取り締まりを理解する

インドネシアの空港は世界的にも検査が厳しいことで有名です。税関・警察・BNN(国家麻薬取締局)が連携し、X線検査や抜き打ち荷物検査を徹底しています。観光客だからといって特別扱いされることは一切ありません。

リッキー
リッキー

おいらがまだ20代の頃にバリ島サーフトリップの帰国便が急遽、ジョグジャカルタで緊急着陸して、飛行機を乗り換えることになったよ。

タラップを降りた地上には麻薬感知犬のシュパードがそこには待ち構えていた。
案の定乗客の一人が麻薬犬に感知され逮捕された事件を目の当たりにした。
みんなも絶対に薬物に手を染めたらだめだよ。


麻薬関連で逮捕された場合のリスク

インドネシアの厳罰 ― 死刑判決の可能性も

インドネシアは麻薬犯罪に対して世界でもっとも厳しい国のひとつです。密輸や販売目的とみなされれば、最高刑は死刑。実際に外国人が死刑判決を受けた例もあります。


観光客だからといって情状酌量はない

「旅行者だから軽く済むだろう」と考えるのは大きな間違いです。インドネシアでは観光客であっても現地の法律が適用され、例外はありません。国際的な注目が集まるため、むしろ厳しく処罰される傾向があります。


旅行保険や大使館でも助けられないケース

麻薬犯罪に関わった場合、旅行保険は一切適用されません。大使館も基本的には弁護士の紹介や通訳の手配などしかできず、刑罰そのものを軽減することは不可能です。つまり、自分自身の行動でしか身を守れないのです。


安心して旅行を楽しむためにできること

信頼できるツアーや送迎を利用する

空港送迎や現地ツアーは、信頼できる旅行会社やホテルを通じて予約するのが安全です。個人間での不透明な依頼は避け、トラブルの芽を未然に防ぎましょう。


現地のルールを事前に調べる

インドネシアの法律やマナーを事前に知っておくことは、トラブル回避に直結します。特に「麻薬に関する罰則の重さ」は必ず理解してから出発しましょう。


トラブルを避けるための基本行動

  • 荷物は自分で管理する
  • 不要な夜遊びは避ける
  • 誘いを断る勇気を持つ
  • 万一怪しい場面に遭遇したらその場をすぐ離れる

これらの基本を守れば、バリ島は安全で魅力的な観光地として楽しめます。

まとめ

バリ島は世界有数のリゾート地であり、海や自然、文化を満喫できる素晴らしい場所です。しかし、その一方で「麻薬犯罪の温床」として国際的に注目されることもあり、観光客も決して無関係ではありません。

知らない人に荷物を頼まれたり、ナイトクラブなどで軽い気持ちで薬物を勧められたりと、日本人旅行者も巻き込まれる可能性はゼロではありません。インドネシアは麻薬に対して非常に厳しい法律を持ち、最悪の場合「死刑」という重罰が科される国です。外国人観光客であっても特別扱いは一切ありません。

ただし、基本的なルールを守り、怪しい誘いや不審な荷物に近づかなければ、危険に巻き込まれるリスクは大幅に下げられます。安心して旅行を楽しむためには「自分の身は自分で守る」という意識が大切です。

バリ島を訪れる際は、現地の法律や習慣を理解し、安全第一の行動を心がけましょう。そうすれば、バリ島の魅力を余すことなく楽しむことができるはずです。

Nao
Ricky

最後まで読んでくれてありがとう。

次の記事でお会いしましょう。

またねー。💛

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