「ガルーダ航空って、受託手荷物は何kgまでいけるの…?」
「23kgって本当に大丈夫?ちょっと超えたらアウト?」
「スーツケース2個って、無料なの??」
── バリ島へ向かう前って、意外と“荷物のルール”が一番ドキドキしますよね。
特にガルーダ・インドネシア航空は “ピース制” という、
他の航空会社とはちょっと違うルールがあるので、
知らないまま空港へ行くと 追加料金の沼にハマる危険 も…。
でも安心してください。
この記事では、ガルーダ航空を使う旅行者が気になる
- 無料で預けられるのは何kg?
- 荷物は何個までOK?
- サーフボードやゴルフバッグはどうなる?
- オーバーすると料金はいくら?
- やっちゃいがちな落とし穴は?
といった疑問を、やさしく・簡単に・旅行者目線でまとめました。
この記事を読み終えるころには、
「もう荷物の心配いらない!」と気持ちが軽くなるはず。
では、さっそくガルーダ航空の手荷物ルールを見ていきましょう!
ガルーダ航空の受託手荷物は何kgまで?基本ルールをわかりやすく解説
ガルーダ・インドネシア航空は、実は“荷物にかなり優しい”部類の航空会社。
その理由は、アジア系の航空会社の中でも無料枠が広めに設定されているから。
ただし注意点はひとつ。
ガルーダは 重量制ではなく「ピース制」 2個まで採用しています。
つまり……
- 1個=32kg以内であること(エコノミー)
- 合算で46Kgまで
これを知らずに空港へ行くと、意外な追加料金につながることも。
まずは無料枠からしっかり見ていきましょう。
🔵 受託手荷物の無料許容量(最新)
| 路線区分 | ファーストクラス | ビジネスクラス | エコノミークラス |
|---|---|---|---|
| 国際線(日本発着便) | 64kg | 64kg | 46kg |
| 国際線(日本発着便以外)※1 | 50kg | 40kg | 30kg |
| インドネシア国内線 ※2 | 40kg | 30kg | 20kg |
日本 ↔ バリ島(国際線)エコノミークラスの無料枠
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 無料で預けられる個数 | 2個まで |
| 1個あたりの最大重量 | 32kgまで |
| 合計重量の上限(エコノミー) | 46kgまで |
| 合計重量の上限(ビジネス/ファースト) | 64kgまで |
- サイズ:三辺合計 158cm以内
一般的なLサイズのスーツケースなら、ほぼこのサイズに収まります。
「スーツケース1つにまとめればOK」
というシンプルなルールなので、初めての海外旅行でも迷いません。
ビジネスクラスの無料枠はかなり余裕あり
- 32kg × 2個(合計64kg)
ビジネスクラス利用者は、スーツケース2つでも余裕です。
お土産を大量に買っても安心なレベル。
子ども・幼児の荷物ルール
旅行者が意外と迷いやすいポイントがここ。
- 子ども(座席あり)
→ 無料枠は 大人と同じ。23kg×1個OK。 - 幼児(座席なし)
→ 10kgまで+折りたたみベビーカー1台無料
家族旅行でも使いやすい設定です。
サイズと個数ルールをもっと詳しく
受託手荷物は、重量だけでなくサイズも決められています。
スーツケース1個あたりのサイズルール
- 三辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内
- 数量 2個まで
海外旅行でよく使われるLサイズのスーツケースは
「だいたい158cm以内」に収まっているので問題ありません。
ただし、以下の点は要注意:
- キャスター部分を含めるかどうかは航空会社の判断
- サーフボードや特殊サイズの荷物は別扱い
- フレームタイプのスーツケースはややサイズが大きめ
心配な人は購入サイトで「外寸」をチェックしておくと安心です。
超過手荷物料金と追加方法(ガルーダのわかりやすい解説)
重量オーバーした場合
ガルーダ日本発着便では1個あたりの上限は32kgです。
したがってチェックイン時の基準は 「1個が32kgを超えていないか」 と、 「クラスごとの合計上限(例:エコノミー46kg)」 の両方です。
- NGの例:1個が33kg → その時点で受託不可 or 超過扱い(特別対応や別料金が発生)
- 合計オーバーの例:2個合計が46kgを超える → 追加料金の対象
つまり、23kgという具体値は汎用例としてよく出ますが、ガルーダ日本発着便の実務では 「32kg/個、かつ合計上限(エコノミー46kgなど)」 の確認が重要です。
空港で超過を支払うと割高になりやすい点は変わりません。路線やチケット種別で料金は変動するので、事前に公式サイトで「追加手荷物(Excess Baggage)」料金を確認・購入しておくのが安心です。
個数オーバー
無料で預けられるのは 2個まで。
3個目が必要になった場合は、
追加1個につき 超過手荷物料金(エクセスバゲージ) を支払う必要があります。
特に帰国時にお土産が増えて「スーツケースもう1個買った」というパターンは要注意。
空港で払うより「事前追加」が安い理由
ガルーダ公式サイトから事前に手荷物を追加すると、
空港料金より20〜40%ほど安くなることが多いです。
₊ コストが安い
₊ カウンターで慌てずに済む
₊ 事前に重量や個数が確定するので安心
旅行前に少しでも
「荷物が多くなりそう……」
と感じたら、 事前追加が圧倒的にお得。
ガルーダ航空|超過手荷物料金まとめ(日本発着便の目安)
【1】重量超過料金(1kgあたり)
| 路線 | 超過料金の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 日本 ⇔ インドネシア(バリ/ジャカルタ) | 約 2,700円/kg | 例:IDR 149,000/kg 前後 |
| インドネシア ⇔ オーストラリア | 約 IDR 223,000/kg | 為替で変動あり |
| インドネシア ⇔ その他アジア | IDR 149,000〜200,000/kg | 路線により変動 |
| インドネシア ⇔ 欧州 | EUR換算の地域別料金 | 地域区分制 |
【2】個数オーバー(ピース制適用地域の場合)
| 内容 | 料金の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 1ピース追加(規定個数オーバー) | USD 150 前後 | 地域別で±10〜20あり |
| 1ピースが規定重量を超えた場合 | 重量超過+ピース超過の複合料金になる可能性 | 1個32kg超は原則不可 |
【3】事前追加(Prepaid Baggage)料金の目安
| 追加量 | 目安料金(日本発着) | 備考 |
|---|---|---|
| 5kg | 5,000〜7,000円 | 事前購入のみ |
| 10kg | 9,000〜12,000円 | 空港購入より安い |
| 20kg | 15,000〜20,000円 | まとめ買いがお得 |
| 40kg | 30,000〜40,000円 | サーファー・家族向け |
※ ガルーダ航空は オンライン購入の方が20〜40%安い のが一般的。
とにかく覚えておくべきポイント
- 日本発着の重量超過は約2,700円/kgが目安
- ピースオーバーは1個150ドル前後
- 事前追加(Prepaid Baggage)が最安
- 1個32kgを超える荷物は受託不可(再分散が必須)
手荷物の追加はとても簡単
オンラインで3分ほどで完了します。
① 予約番号(6桁)と名前を入力
ガルーダ公式サイト or アプリの「予約管理」へ。
② 追加手荷物(Excess Baggage)を選択
個数 or 重量追加を選ぶだけ。
③ 支払い
クレジットカードで即完了。
④ バウチャーがメールで届く
当日カウンターで提示すればOK。
旅行前にこれを済ませておくと、
空港での手続きがスムーズでストレスゼロになります。
スポーツ用品・サーフボード・ゴルフバッグはどうなる?(ガルーダ完全ガイド)
バリ島といえば サーフィン・ゴルフ・ダイビング!
実際、スポーツ用品を持って行く旅行者はかなり多いです。
ガルーダはスポーツ用品に比較的やさしい航空会社ですが、
「ピース制」なので、扱い方を知っておかないと追加料金の落とし穴にハマります。
サーフボードは預け入れOK(ただし条件あり)
サーフボードは問題なく預けられます。
ただし、扱いは “通常の受託手荷物” と同じなので、以下がポイント:
- 1ボードバッグ = 1ピース扱い
- 1袋あたり32kg以内が絶対条件
- 長さによっては追加手荷物料金が発生する場合あり
- 特に日本–バリ路線は混雑時に制限されることもあるため、事前申告が安全
📌 TIP(重要)
サーフボードの場合、破損リスクが高いため
「ダブルパッド・ノーズガード・タオル巻き」必須。
ゴルフバッグは無料枠に含まれる?
含まれます。
ガルーダではゴルフバッグも スーツケースと同じ“1ピース”扱い。
つまり:
- スーツケース(1個)+ゴルフバッグ(1個) → 計2ピース → エコノミーでも無料
- 重量32kg以内ならOK
帰りにお土産が増えてスーツケースが重くなる人は、
ゴルフバッグ側に軽いものを移すのもアリ。
ダイビング器材も預け入れ可能
ダイビング器材は “通常の受託手荷物” として扱われます。
- 1セット=1ピース扱い
- タンク・酸素ボンベは持ち込み不可
- レギュレーター・BCD・フィンは問題なし
- ただし器材は重く、合計46kg(エコノミー)を超えると超過料金になるので注意
📌 TIP
重いBCDは機内持ち込みにする人もいます(10kg前後までなら可のケース多い)。
壊れやすい荷物は対策必須
ガルーダは比較的丁寧ですが、
スーツケースはどうしても 積み重ねられる→圧がかかる ので対策必須。
特にサーフボードは壊れやすいので:
- ダブルパッドケースを使う
- ノーズ・テール部分は特に厚めに保護
- ウェットスーツ・タオルで包む
- 中で動かないよう固定
- “FRAGILE”タグはあくまで気休め(絶対ではない)
📌 サーフボード破損で泣くサーファー、多いです
行きは大丈夫でも、帰りのバリ側で壊れるケースが多いという声も…。
ガルーダ航空で気をつけたい“荷物の落とし穴”
ガルーダは手荷物に優しいと言われるものの、
“知らないと普通にお金が飛ぶポイント” がいくつもあります。
ここは旅行前に絶対チェック!
1個でも重量オーバーしたら即アウト
ガルーダは「ピース制」なので、
1個ずつ32kg以内かどうか がチェック基準。
- 32.1kg → 超過料金
- 「合計なら大丈夫でしょ?」は通用しない
スーツケースは 出発前に自宅で量るのが超大事。
空港の計量は厳しめで、1g単位で判断されます。
空港での当日追加はマジで高い
空港カウンターに行って、
「荷物ちょっと増えちゃったんで追加お願いします…」
と言った瞬間、
“当日料金”という名の高額請求 が待っています。
- 事前追加なら最大40%オフ
- 当日は路線ごとに数千〜1万円以上差が出ることも
バリ島帰りは荷物が増えがちなので、
心配な人は出発前にひとつ追加しておくのが安全。
国際線と国内線でルールが変わるので注意
ガルーダは路線によって無料枠が違います。
特にややこしいのが……
日本 → ジャカルタ → バリ島 の乗り継ぎ。
- 国際線:46kg(エコノミー)
- 国内線:20kg or 30kg など座席クラスにより変動
国際線のルールが“必ずしも”適用されないパターンがあります。
📌 TIP:同一航空券なら国際線ルールが適用されるケースが多い
ただし状況により変わるので、予約時に確認がベスト。
合算不可なので、荷物の分け方が命
ガルーダの最大の落とし穴。
合計〇kgではなく、1個ずつ何kgかがすべて。
例:
- 32kg + 6kg → NGリスク高
- 19kg + 19kg → 安全
左右に均等に分けるのが超ポイント。
お土産で偏ると、帰国時に痛い目を見る人多数。
別航空会社に乗り継ぐときは別ルールになる場合あり
コードシェア便(他社運航便)や、
途中からエアアジア・シティリンクなど別会社に乗る場合は……
→ そちらのルールが優先されることもあります。
特にLCC路線に乗り継ぐ人は注意。
無料枠が大きく変わって追加料金の確率アップ。
機内に持ち込めないもの・預けられないもの
ガルーダに限らず航空会社共通で、ここは間違える人が多い!
バッテリー・モバイルバッテリー
- 受託手荷物(預ける)は絶対NG
- 必ず 機内持ち込み
理由:発火リスク。世界共通のルール。
リチウム電池(ワット数に注意)
- 100Wh以下 → 基本的に持ち込みOK
- 100〜160Wh → 事前申請が必要な場合あり
- 160Wh以上 → 基本的に持ち込み不可
GoPro/ドローン/カメラはここを間違えがち!

スプレー缶・エアゾール
OK
- 制汗スプレー
- 整髪料
- 化粧品スプレー
- ナイフ/ハサミ類/先のとがったもの/バット類/工具類

NG
- 工作用スプレー
- 引火性が高いもの

大量の液体は?
- 機内:100ml制限あり
- 受託:基本OK(ただし梱包必須)
壊れやすいものは本気で注意
ガルーダは丁寧でも、
荷物は積み重ねられるので壊れるときは壊れます。
特に:
- サーフボード
- 楽器
- ガラス製品
- 電化製品
はハードケース+緩衝材が基本。
“FRAGILE”タグはお守り程度と思っておきましょう。
よくある質問(FAQ)
ガルーダ航空の手荷物で、問い合わせの多いポイントを“旅行者目線”でわかりやすくまとめました。
Q:予約後に荷物を追加できますか?
できます!
ガルーダ航空の公式サイト(またはアプリ)で、予約番号を入力すれば簡単に追加できます。
ただし注意点がひとつ:
- 当日空港で追加すると割高
- 事前追加のほうが安い(最大20〜40%差)
バリ帰りで荷物が増える可能性がある人は、
出発前に余分に1ピース追加しておくのが最も安全です。
Q:ベビーカーは預けられる?
無料で預け入れできます。
チェックインカウンターでスタッフに渡すだけでOK。
さらに、搭乗口までベビーカーを使える空港も多く、
家族旅行でもストレスが少ないのがガルーダの良いところ。
Q:スーツケースが壊れたらどうすればいい?
万が一、キャスターが壊れたり、割れたりした場合は…
- 税関に進む前にガルーダ航空の係員へ相談
- 破損状況を確認して「Property Irregularity Report(PIR)」を作成
- 修理・補償の案内をしてくれます
※その場で対応できない場合、後日案内になるケースあり。
“壊れてるけどまあいいか…”とスルーすると、
後からは対応してもらえない可能性があるので、必ずその場で申告しましょう。
Q:重量を分けることはできますか?
できません。
ガルーダは「ピース制」のため、
- 1個=32kg以内(あなたの設定)
- 合算は不可(32kg+5kg=OKではない)
となっています。
つまり 32.1kgになった瞬間アウト なので、
荷物はできるだけ均等に分けるのが安全です。
Q:サーフボードは“特別ルール”あり?
預け入れはできますが、
- サイズ
- 本数
- 路線
- 混雑状況
によって 追加料金が発生する可能性が高め です。
特に日本―バリ島路線はサーファーが多いため、
シーズン中は追加料金がかかることが多い印象。
旅行前にガルーダへ問い合わせておくと安心です。
Q: 受託荷物が出てこない時の“バゲージトレース(追跡)システム”とは?
ガルーダ航空では、荷物がターンテーブルに出てこない場合、
世界共通の追跡システム「WorldTracer(ワールドトレーサー)」 を使って荷物の行方を検索します。
流れはとても簡単。
- 受託手荷物追跡システム
- 荷物情報を入力し、検索を開始
- PIR(Property Irregularity Report) という受付番号を発行
- この番号で、オンラインから荷物の現在地・進捗状況を確認できる
WorldTracerは空港間で荷物のバーコード情報を共有しているため、
多くの場合は 数時間〜1日以内に所在が判明します。
まとめ|ガルーダ航空はやさしいけど“事前チェック”が命!
ガルーダの手荷物ルールは全体的にとても良心的。
とくにファミリー層やスポーツ旅行者には使いやすい航空会社です。
ただし、引っかかりやすいポイントは次の通り:
✈ ガルーダで絶対に覚えておくべき4つ
- 1個23kg以内(ピース制)
- 合算不可(1個でもオーバーしたら超過扱い)
- 当日追加は高いので事前追加がお得
- スポーツ用品は料金が変動しやすい
ここを押さえるだけで、
空港で焦る場面はほぼゼロになります。
✈ 荷物が心配な人ほど「1ピース追加」が最強
- 帰りのお土産で重量が増えそう
- サーフボード・ゴルフバッグも持っていく
- 家族旅行で荷物が分散しがち
こんな人は、最初から 1個追加しておく方が安心で安い です。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛

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