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2025年3月バリ島旅行の外出禁止の日 ニュピ(祝祭日)オゴオゴてなに?

この瞬間、海と空が一つになった。 観光・ホテル
バリ島・タナロット寺院のサンセット

バリ島観光旅行で注意しなければいけない日があります。

それは、「ニュピ」の日 2025年月29日の土曜日です。

なお
なお

ニュピの日は、毎年変わるよ。3月か4月かにいづれかの1日に決まるよ。

ヒンドゥー教のお正月で「沈黙の日」と呼ばれる特別な日なんだ。

この日は外出禁止仕事もお休み灯りも消してみんなで静かに過ごします。

ニュピの前夜には「オゴオゴ祭り」があり、巨大な人形を担いで練り歩き、悪霊を追い払うイベントで大盛り上がり!でも翌日は一転、島中が静寂に包まれます。

観光客もホテルから出られないので、本を読んだり、のんびり過ごすのがオススメ。

夜になると、真っ暗な中に満天の星空が広がるし、南半球でしか見ることができない南十字星を探すのもいいかもね。この静かな時間を、自分を見つめ直すひとときにしてみてはいいのでは?

でも、短期の旅行の場合は、日程を見直した方がいいかもね・・

彼らと一緒に
Nao

ニュピ前日の「オゴオゴ」を楽しんで翌日のニュピの日は、ホテルでまったりもいいのでは。

バリ島のニュピとオゴオゴ: 静寂と躍動の対照的な祭り

バリ島といえば、美しいビーチやリゾートが有名ですが、バリの文化や伝統行事もその魅力のひとつです。
その中でも特にユニークで印象的なのが、「ニュピ(Nyepi)」と「オゴオゴ(Ogoh-Ogoh)」です。
この二つの行事は、バリ・ヒンドゥー教の新年に関連しており、静寂と躍動という対照的な体験を通じて、バリ文化の奥深さを感じることができます。

ニュピ: 静寂の日

ニュピオゴオゴは、インドネシアのバリ島で行われる独特な行事であり、それぞれが異なる性質を持ちながらも深い調和を保っています。

これらの行事は、バリ・ヒンドゥー教の伝統に基づいており、地域社会や文化において重要な役割を果たしています。

ニュピは「静寂の日」として知られ、一年に一度訪れる新年の祝日です。
この日は、島全体が静寂と瞑想に包まれ、人々は外出を控え、電気や音を最小限に抑えます。

ニュピの目的は、自己反省と精神的浄化です。また、この静けさによって悪霊を欺き、島を平和に保つという意味も込められています。

一方、オゴオゴはニュピの前夜に行われる賑やかな行事です。
この祭りでは、巨大で色鮮やかな悪霊像「オゴオゴ」が作られ、村ごとにパレードが行われます。

オゴオゴは悪霊や負のエネルギーを象徴しており、これを燃やすことで浄化と再生を祈ります。音楽や踊りが盛り上げる中、人々はエネルギーを解放し、翌日の静寂に備えます。

これら二つの行事は対照的でありながらも密接に結びついています。
オゴオゴの喧騒とニュピの静寂は、陰と陽のような関係であり、バリ島の文化がいかにバランスを重んじているかを物語っています。

この調和は、現代社会においても重要なメッセージを持ち、人々に内省と感謝の大切さを思い出させてくれるのです。

観光客もこの習慣を尊重し、滞在中は宿泊施設で静かに過ごすよう促されます。
ニュピの日には、以下のルールが守られます。

  1. アムティ・カリヤ(Amati Karya): 労働の禁止
  2. アムティ・レランガン(Amati Lelanguan): 娯楽の禁止
  3. アムティ・レラン(Amati Lelunganan): 外出の禁止
  4. アムティ・ギニ(Amati Geni): 火や電気の使用の禁止

 

オゴオゴ: 躍動の祭り

ニュピの前日に行われるのが「オゴオゴ」です。
オゴオゴは、悪霊を象った巨大な像で、地元の村ごとに制作されます。

竹や発泡スチロール、紙などで作られたオゴオゴは、色鮮やかに装飾され、その迫力あるデザインはまさにアートのようです。

夕方になると、村中の人々がオゴオゴを担いで街を練り歩きます。
この行列では、ガムラン音楽や掛け声が響き渡り、熱気と活気に満ちています。

オゴオゴは悪霊の象徴であり、この行事を通じて悪霊を浄化し、島を清めると信じられています。
最後には、オゴオゴは火に投じられて焼かれます。

この儀式は、悪霊を退散させると同時に、浄化の意味を持っています。

ニュピとオゴオゴ: 二つの行事の調和

ニュピとオゴオゴは、一見すると正反対の性格を持つ行事です。オゴオゴの賑やかさとニュピの静けさ。この対照的な二つの祭りが組み合わさることで、バリ島独自のスピリチュアルな文化が形作られています。

旅行者にとって、オゴオゴの熱狂的なエネルギーニュピの深い静寂を体験することは、心に残る特別な体験となるでしょう。ただし、ニュピの日は厳しいルールがあるため、事前に計画を立てておくことが重要です。

バリ島を訪れるなら

ニュピとオゴオゴは、バリ島ならではの文化を最も象徴的に表す行事です。
この時期にバリを訪れることで、観光だけでは得られない深い感動を味わうことができるでしょう。
ぜひ、静寂と躍動が織りなすバリ島の新年を体験してみてください。

 

1982年ソルガコテージにて/レギアン

なお
なお

1年に1日は、外出禁止だからコテージでまったり過ごすのが 一番だよ。

 

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