「バリ島って、治安大丈夫なの?」
「テロとか、スリとか…正直ちょっと不安かも」
そんなふうに思っている方、きっと少なくないはず。日本とは文化もルールも違う海外で、しかも初めての場所なら、ちょっとしたことでも気になりますよね。
結論から言うと、バリ島は基本的に「治安は良い」と言える場所です。観光客も多く、リゾート地としての整備も進んでいます。ただし、海外ならではのトラブルやリスクが“ゼロ”というわけではありません。
この記事では、2025年最新版のデータや実際の旅行者の声、外務省の情報などをもとに、バリ島の治安について徹底解説していきます。
- 危険エリアってあるの?
- 夜の外出は安全?
- 子ども連れや女子旅でも大丈夫?
- スリや詐欺にあわないためには?
こんな疑問にズバッとお答えします!
さらに、家族旅行・卒業旅行・女子旅・一人旅などシーン別の注意点や、万が一トラブルにあった時の対処法、安全なエリア・移動手段まで、役立つリアルな情報をギュッとまとめました。
安心して、心から楽しめるバリ島旅行のために。
一緒に治安のポイント、しっかりチェックしておきましょう!
1: 2025年版|バリ島治安の最新情報
1-1: バリ島の治安状況を把握するための基礎知識
バリ島は、東南アジアの中でも特に人気の高いリゾート地。海・自然・文化が魅力的で、日本からの旅行者も多く訪れています。
では「治安はどうなの?」と聞かれると、“比較的良好”というのが一般的な評価です。実際、犯罪件数やテロのリスクは以前に比べて減少傾向にあり、観光インフラや警備体制も年々整ってきています。
とはいえ、「日本とまったく同じ」と思って行動すると、思わぬトラブルに巻き込まれることも。たとえば以下のような点は、海外旅行者がバリ島で注意しておくべき代表例です。
- ひったくり・スリ
- 観光客向けの詐欺(両替・トランプゲームなど)
- ナイトスポットでのトラブル
- 衛生面や病気への対策
「観光地だから安心」と油断せず、“海外にいる”という意識を持つことが、安全に旅を楽しむコツです。
1-2: 2025年のバリ島治安:変化と現状
2025年現在、バリ島の治安はおおむね安定しています。かつて大きな話題となった2002年の爆弾テロ事件以降、インドネシア政府はテロ対策を強化。特に観光の中心地であるバリ島では、警察や軍によるパトロールや監視体制の強化が続けられています。
ここ数年の傾向としては:
- テロリスクは非常に低い水準
- 観光業の回復に伴い、軽犯罪(スリ・ぼったくり)の報告がやや増加傾向
- クラブや夜遊びスポット周辺では飲酒トラブルも報告あり
つまり、爆発的に危険な状況ではないものの、人が多いエリアでは“ちょっとした油断”からトラブルにつながるケースもある、というのが現状です。
特に注意が必要なのは以下のエリア:
- クタ・レギャン(夜の繁華街やナイトスポット)
- デンパサール中心部(交通の混雑と治安混在地域)
- 観光客が集中するビーチ沿い
逆に、ヌサドゥアやサヌール、ウブドなどのリゾート・自然エリアは比較的落ち着いた雰囲気で、治安も安定しています。
1-3: バリ島での安全に関する外務省の警告とアドバイス
日本の外務省が発信する「海外安全情報」によると、2025年現在のバリ島は**「危険レベル1:十分注意してください」**に分類されています。これは「渡航を控える必要はないが、通常よりも注意して行動すべき」という意味です。
🔹 外務省のアドバイスの主な内容:
- スリやひったくりが報告されている
- 夜間の単独行動はできるだけ避ける
- 人が密集する場所では持ち物の管理を徹底する
- ナイトスポットでは酒・薬物トラブルに注意
- 自然災害(地震・火山)への備えも忘れずに
また、外務省は「たびレジ」という無料サービスを提供しており、登録しておくと、現地の最新情報や緊急時の連絡がリアルタイムで受け取れるので非常に便利です。
📌 たびレジ登録ページ:
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
あわせて、「在デンパサール日本国総領事館」も把握しておきましょう。パスポート紛失や急な病気、トラブル時には頼りになる存在です。
次の章では、バリ島で注意すべきエリアや、実際にあったトラブル事例とその対策について、より具体的に紹介していきます!
2: 注意すべきバリ島の危険エリアと危険人物
バリ島は基本的に「安全な観光地」ですが、場所や時間帯によっては注意すべきエリアや状況もあります。特に、旅行者が集まりやすいエリアでは、観光客をターゲットにした軽犯罪が起こることも。
ここでは、「注意すべき地区」「気をつけたい人物像」「治安が良好な宿泊エリア」をそれぞれ紹介します。
2-1: 特に注意が必要な地区[クタ、レギャン、デンパサール]
バリ島の中でも、以下の3つのエリアは“人が多く集まりやすく”、軽犯罪のリスクも高めです。
■ クタ(Kuta)
空港にも近く、ビーチやショッピング、クラブなどが密集する超人気エリア。
- 多いトラブル:ひったくり、スリ、ぼったくり、夜遊び後のトラブル
- 夜は要注意:クラブやバーから出た後の隙を狙われやすいです。
▶︎アドバイス:
夜道の一人歩きは避ける。バッグは肩掛けよりも前がけでしっかり持とう!
■ レギャン(Legian)
クタとスミニャックの間にあるナイトスポット密集エリア。クラブ文化が盛んで外国人観光客が非常に多い。
- 多いトラブル:ドラッグの売り込み(違法)、トランプ詐欺、ナンパ詐欺
- ナイトライフが豊富=誘惑も多い
▶︎アドバイス:
知らない人に話しかけられても警戒を。特に「日本語がうまい現地人」には注意。
■ デンパサール(Denpasar)
バリ島最大の都市であり、観光地というよりは“現地の生活エリア”。
- 多いトラブル:スリ・詐欺・治安混在地帯
- 観光客の慣れない雰囲気に油断が出やすい
▶︎アドバイス:
旅行初心者は無理にデンパサール単独観光をしない方が無難。目的がない場合はスキップしてOK。
2-2: 夜遊びエリアに潜む危険人物の特徴
バリ島には陽気で親切な人も多いですが、中には観光客をターゲットにした「要注意人物」も。
以下のような人がいたら、“親切心”より“警戒心”を優先してください。
🟧 よくある「危険人物」の特徴:
タイプ | 特徴・注意点 |
---|---|
🇯🇵 日本語がうまい現地人 | 「日本に住んでた」「日本語教えて」などと言いながら近づく。詐欺や勧誘のきっかけにされることも。 |
💸 「いい場所あるよ」系の案内人 | 夜のクラブやバーを紹介するふりで高額請求の店へ連れて行かれるケースも。 |
🃏 トランプ詐欺師 | 「ちょっと遊ばない?」と路上で誘い、ゲームをしながらお金をだまし取る。 |
❤️ ジゴロ・ビーチボーイ | ナンパを装って近づき、高額プレゼントを要求したり、恋愛詐欺へ発展することも。 |
▶︎対処法:
「日本語を話す=安心」ではありません!
ちょっとでも怪しいと感じたら、「NO」や「大丈夫です」とハッキリ伝えることが一番の防御です。
2-3: バリ島の治安が良好な安全なホテルエリア
逆に「安心して泊まりやすい」「家族連れや女子旅にもおすすめ」のエリアは次の通りです。
✅ ヌサドゥア(Nusa Dua)
- 高級ホテルが立ち並び、警備も万全
- 治安が非常に良く、ファミリー・カップル旅行に最適
- バリ島政府と観光庁が連携したセキュリティ体制あり
✅ サヌール(Sanur)
- 落ち着いた雰囲気の静かなエリア
- 欧米からの長期滞在者も多く、治安が安定
- 夜も比較的安心して歩ける
✅ ウブド(Ubud)
- 自然と芸術の街。治安は良好
- スリやひったくりの心配は少ないが、観光地なので最低限の注意は必要
- のんびり派の旅行者にぴったり
▶︎ポイント:
これらのエリアはホテルのセキュリティも整っており、初めてのバリ島旅行でも安心して過ごせます。
📝まとめ
バリ島は決して「危ない場所」ではありませんが、旅の安全は“情報と意識”で変わります。
どのエリアに滞在するか、どんな人と関わるかで、旅の満足度も大きく変わってきます。
次の章では、実際に起きたトラブル事例や、感染症対策・防犯テクニックなどの“具体的な対処法”を紹介していきます!
3: バリ島訪問時のトラブル事例と対策
バリ島は魅力あふれる観光地ですが、油断は禁物。
旅先でのトラブルを未然に防ぐには、「実際にあった事例を知ること」がとても大切です。ここでは、観光客が遭遇しやすいトラブルとその対策を紹介します。
3-1: 実際にあったバリ島でのトラブル事例
🚨 事例1:深夜のスミニャックでスマホひったくり
帰り道、バイクに乗った2人組がすれ違いざまにスマホをひったくって逃走。通報しても犯人は見つからず。
▶︎教訓:スマホは手に持たず、バッグやポケットにしまう。夜の一人歩きは避けよう。
💸 事例2:両替所での“スピード詐欺”
正規の両替所に見せかけて、お札を数えてる間にサッと数枚抜かれていた。気づいたのはホテルに戻ってから。
▶︎教訓:両替は「Authorized Money Changer」の看板がある店で。受け取ったらその場で数え直す。
💊 事例3:クラブで知らないドリンクを飲んで体調不良に
クラブで出会った現地人に勧められたドリンクを飲んだ後、気分が悪くなり、記憶が曖昧に。貴重品もなくなっていた。
▶︎教訓:知らない人からの飲み物は絶対に受け取らない。お酒は自分で頼んで目を離さないこと。
3-2: 旅行中に気をつけたい感染症対策
南国バリ島では、気候や衛生環境の違いから感染症のリスクもあります。特に以下の3つに注意を。
感染症 | 主な感染経路 | 対策 |
---|---|---|
デング熱 | 蚊(昼間) | 虫よけスプレー、長袖着用、ホテルに蚊帳があると安心 |
食中毒 | 生水・氷・不衛生な料理 | ミネラルウォーター使用、氷なしを指定、生ものを避ける |
ウイルス性胃腸炎 | 接触感染・飲食物 | 手洗い、除菌ジェル常備、体調不良時は無理しない |
▶︎ワンポイント:
コンビニでも虫よけ・整腸剤が買えるけど、日本から持参する方が安心!
3-3: スリ・ひったくりへの具体的な防止策
🎒 バッグの持ち方を工夫
・ショルダーバッグは“前がけ”に
・リュックよりウエストポーチやボディバッグの方が安全
📱 スマホは「使うときだけ」出す
・道を歩きながらのスマホは危険
・写真撮影後はすぐしまう癖を
🚨 突然のバイク接近に注意
・道路の近くを歩くときは、車道側にバッグを持たない
・すれ違うバイクには警戒を
▶︎一番の防御は“油断しない”こと!
観光客は「狙いやすい存在」になりやすいため、日中でも警戒を忘れずに。
4: 子ども連れ旅行者への治安情報
子連れの海外旅行では、「楽しさ」よりもまず「安心・安全」が最優先。
ここでは、親が知っておくべき治安のポイントと、家族で安心して遊べる観光スポットをまとめました。
4-1: 親が知っておくべきバリ島の安全基準
✅ チャイルドシートの文化はまだ未普及
- タクシー・チャーター車両ともに、チャイルドシートは基本的にナシ
- 赤ちゃん連れの場合は、日本から携帯型シートを持参するのがおすすめ
✅ 医療体制は都市部に集中
- ヌサドゥアやクタ周辺には24時間対応の病院・クリニックあり
- 海外旅行保険に加入しておけば、通訳付き診察も可能
✅ 水・氷には特に注意
- 子どもは大人よりデリケート。生野菜や氷入りドリンクは避けて
4-2: 子どもと一緒に楽しむための安全な観光地
🏝 ヌサドゥア・ビーチ
- 波が穏やかで遠浅。クラブメッドや高級リゾートが集中し、セキュリティ万全
- 公共ビーチでもガードマンが常駐
🦋 バリ サファリ&マリンパーク
- 動物園+ウォーターパークが融合した施設
- ベビーカーOK・ファミリー向けの食事スペース完備
🎨 ウブドのライステラス+Cretya Ubud
- 自然の中でのんびりできるエリア。子ども向けのスイミングプールあり
- ブランコなどのアクティビティも親子で楽しめる
🏊♂️ ウォーターボム・バリ(クタ)
- 東南アジア最大級のウォーターパーク
- 小さい子向けエリアや救護スタッフも充実
▶︎補足:
混雑時間(11:00〜15:00)を避けると安心度UP!
🧳まとめ|「楽しむ」には「備える」ことが大切
子連れのバリ島旅行では、「事前の備え」と「安心できる場所選び」がカギ。
無理なく計画を立てて、安全第一の旅を心がけましょう。
5: バリ島治安に関するFAQ
5-1: バリ島への渡航にあたっての不安解消Q&A
Q1. バリ島は今、危険ですか?
➡️ いいえ、基本的には観光客にとって安全です。
ただし、スリや交通事故、感染症などの軽微なトラブルは発生しているため、最低限の注意が必要です。外務省の危険レベルも「レベル1:十分注意」ですが、これは多くの観光地と同水準です。
Q2. 一人旅や女性だけの旅行でも大丈夫?
➡️ 十分に可能ですが、夜間の一人歩きやナンパ目的の接触には注意しましょう。
夜遊びエリアでは服装や言動も重要です。Grabなどの配車アプリを使い、信頼できる交通手段を選びましょう。
Q3. 地震や噴火のリスクはありますか?
➡️ ありますが、極めて稀です。
バリ島は環太平洋火山帯に位置しますが、現地の建築は耐震基準を満たしており、ホテルには避難経路や非常時の案内も整備されています。地震速報アプリを入れておくと安心です。
Q4. 怪しい現地人や詐欺師の見分け方は?
➡️ 「フレンドリーすぎる」「チップを要求する」「勝手に案内してくる」人には注意。
無理に話を続けず、笑顔で「No, thank you」と断りましょう。
5-2: バリ島での安全な夕食や夜遊びの楽しみ方
🌆 夜の外出の基本ルール
- 20時以降の外出は複数人で行動が安心
- GrabやBluebirdタクシーを活用し、徒歩移動は控える
- 過度な露出のある服装や高価なアクセサリーは避ける
🍽️ 安全に楽しめるおすすめレストラン&スポット(例)
スポット名 | 特徴 |
---|---|
Jimbaranのイカンバカール | 夕陽を見ながらの海辺ディナー。観光客も多く安心。 |
La Brisa(チャングー) | セキュリティがしっかりしたビーチクラブで大人向けの雰囲気 |
Beachwalk(クタ) | 大型モール内のレストランは清潔・安全・アクセス良好 |
💃 安心してナイトライフを楽しむには?
- アルコールは自分で注文・管理すること
- 所持品は最小限、スマホはバッグの内ポケットに
- 泥酔するほど飲まない。体調を崩したらすぐホテルへ
6: 旅行計画に必須の費用と滞在条件
6-1: バリ島の物価と旅行予算の概算
バリ島は日本よりも物価が安いですが、エリアによって大きく異なります。以下に予算目安を示します(1円=約100ルピア換算)。
項目 | 節約型 | 快適型 | 高級型 |
---|---|---|---|
航空券(往復) | 約6〜8万円 | 約10万円 | ビジネス15万円〜 |
ホテル(1泊) | 2,000円〜3,500円 | 6,000円〜1.2万円 | 2万円〜5万円 |
食費(1日) | 500円〜1,000円 | 1,500円〜3,000円 | 5,000円〜 |
移動(1日) | 300円〜800円 | Grabやチャーター:1,500円〜 | プライベート車3,000円〜 |
▶︎ 6泊8日なら総額:7万円〜20万円台が相場
6-2: 安全な移動手段と旅行保険の重要性
🚗 安全な移動手段3選
- GrabやGojek:配車アプリで安心・明朗会計
- Bluebirdタクシー:メーター制で信頼性あり
- チャーターカー:1日貸し切りで複数人旅行に便利(日本語ガイド付きも)
🛡 旅行保険は“絶対に加入すべき”
- ケガや病気での治療費は数万円〜十数万円かかることも
- 感染症・盗難・トラブル時にも補償が利く
- クレジットカード付帯保険ではカバー範囲が狭いこともあるため、別途加入がおすすめ
7: バリ島治安の未来と観光の可能性
7-1: 2025年のバリ島:何が変わるのか
2025年のバリ島では、以下のような動きが治安・観光面で進行中です。
分野 | 変化の内容 |
---|---|
観光施策 | 観光税(環境税)の導入、訪問者データの一元管理 |
治安強化 | 観光地のパトロール強化、防犯カメラの設置拡大 |
交通整備 | スマート交差点・デジタルナビゲーション導入 |
▶︎ 安全性と持続可能性を両立する観光地への進化が期待されています。


7-2: バリ島の安全性向上に向けた取り組み
🧑✈️ 観光警察(Tourist Police)の活躍
- クタ・ウブドなど主要エリアに常駐し、トラブル対応・通訳補助も
- 日本人観光客にもフレンドリーな対応
🛜 デジタル化による旅行者サポート
- 「Bali Smart Tourism」アプリの開発が進行中
- 宿泊先情報、災害時の避難ルート、治安情報が一括確認可能に
🌱 サステナブル&クリーンな観光地へ
- ゴミ問題対策(ビニール袋禁止)や、観光税によるインフラ強化
- 一部ビーチでは地元住民による清掃ボランティアも
🧳 総まとめ:安全に、そして自由に旅するために
バリ島は、正しい知識と準備があれば、十分に安全で魅力的なデスティネーションです。
治安の現実を知り、リスクに備えながら旅を楽しむ。
それが2025年のバリ旅行の新しいスタンダードです。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛
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