バビグリンって何?辛い?どこで食べればいいの?──そんなあなたへ。
バリ島に行ったら絶対に食べてほしいローカルグルメ、「バビグリン(Babi Guling)」。でも、旅行初心者の方や「豚の丸焼きってなんかすごそう…」「辛いの苦手だけど大丈夫かな?」なんて不安を感じている方も多いかもしれません。
そんなあなたのために――
このブログでは、バビグリンの魅力から、実際にどこで食べればハズさないのか、注文時の英語表現、辛さの調整法、さらには旅の思い出に残るエピソードまで、まるっとわかりやすくお届けします!
「地元の人に人気のお店はどこ?」
「観光地の中でも食べやすいエリアは?」
「そもそもバビグリンってどんな味?」
そんな疑問を解決しながら、あなたにぴったりの一皿を見つける旅を一緒に始めましょう!
- 1: バリ島のバビグリンとは?その魅力を探る
- 2: バリ島でバビグリンを楽しめるおすすめレストラン
- 3: バビグリンを英語で楽しむ方法
- 4: バビグリンの辛さについて
- 5: 旅行記としてのバリ島・バビグリン体験
- 6: バビグリンのアレンジレシピ
- 7: バビグリンの重要性と社会的背景
- まとめ
1: バリ島のバビグリンとは?その魅力を探る
バリ島に来たら一度は食べてほしいローカル料理、それが「バビグリン(Babi Guling)」。
見た目のインパクト、味の奥深さ、そしてバリ人にとっての特別な意味――
ただの“豚の丸焼き”じゃない、その魅力をここで深掘りしていきます!
1-1: バビグリンの基本情報と歴史
「バビグリン」とは、バリ語で「回転させた豚」という意味。
名前の通り、丸ごとの豚を串に刺して、炭火でじっくり回しながらローストする伝統料理です。
もともとは儀式やお祭りのごちそうとして出されていた特別な料理で、今でも地元の人にとっては“ハレの日の味”。
バリ・ヒンドゥー教では豚肉が神聖な意味を持つこともあり、バビグリンは宗教的なセレモニーや結婚式などでもよく登場します。
最近では観光客にも人気が高まり、地元の屋台から高級レストランまで幅広く提供されるようになりました。
1-2: なぜバリ島の食べ物として人気なのか
旅行者がバリ島でバビグリンに惹かれるのには、いくつか理由があります。
まず一つ目は、ここでしか味わえない“ローカル感”。
ナシゴレンやミーゴレンは他のインドネシア地域でも食べられますが、バビグリンはバリ特有の料理。地元の文化や宗教、食生活に深く根ざしているため、「バリに来た感」を一気に味わえる一品なんです。
そして二つ目の魅力は、ボリューム満点でコスパがいい!
観光地の中心でも、ローカルワルン(食堂)なら1食300〜500円ほどでお腹いっぱいに。味も見た目も満足感があり、思わず写真を撮りたくなる料理です。
さらに、「地元の人に人気のお店を探す旅」自体が楽しいのもポイント。観光の合間に食堂を探し歩くことで、よりバリ島を“体感”できますよ。
1-3: バビグリンの特徴的な味わい
一言で言えば――スパイシー&ジューシー!
バビグリンの最大の特徴は、数十種類のスパイスを練り込んだ香辛料ペースト「バンブ(Base Genep)」を、豚の内側にたっぷり塗り込んで焼くこと。
これによって、肉全体にスパイスの香りと旨みがしみ込み、外はカリッと、中はジューシーに仕上がります。
さらに、付け合わせのバリ風ソーセージ、サンバル(辛味ソース)、ウラップ(野菜の和え物)などがワンプレートに盛られ、食感・味・香りのバリエーションがすごい!
脂の乗った豚肉に、ピリッと辛いサンバルとハーブの香りが混ざり合う、“バリならではのごちそう感”。
食べた瞬間、スパイスの刺激がガツンと来て、次のひと口が止まらなくなります。
2: バリ島でバビグリンを楽しめるおすすめレストラン
バリ島の各エリアには、それぞれに個性あるバビグリンの名店があります。ここでは スミニャック、ヌサドゥア、ウブド に分けてご紹介します。
2‑1: スミニャックで楽しむ絶品バビグリン
- Warung Babi Guling Pak Malen(スミニャック)
スミニャックのサンセットロード沿いにあり、アクセス抜群。ジューシーな肉とカリカリの皮、スパイシーなサンバルが魅力的。観光客にも人気で、1皿IDR 40,000~45,000とリーズナブルです。
2‑2: ヌサドゥアのバビグリンレストランの魅力
- Warung Babi Guling Pak Dobiel(ヌサドゥア/ベノア)
白ごはん、法(lawar)、ウルタン(豚ソーセージ)、スープ付きの「Complete」セットが人気。伝統スパイス「ベース・ゲネプ」でしっかり味付けされた本格派。IDR 80,000程度。落ち着いた雰囲気で家族連れにも◎。
2‑3: ウブドのローカルなバビグリンを巡る
- Warung Babi Guling Ibu Oka(ウブド)
バビグリン界の代名詞ともいえる有名店。クリスピーな皮や肉のジューシーさが特徴。朝早くに売り切れることが多いので、オープン直後の訪問が吉。観光客だけでなく地元の人にも支持されています。 - Warung Babi Guling Gung Cung(ウブド中心)
ウブド王宮から徒歩すぐ。しっかりしたスパイス感と豊富な付け合わせで、深い味わいが楽しめます。「スープも美味しい」と評判。 - Warung Babi Guling Pande Egi(ギアニャール郊外)
緑あふれる田園風景を眺めながら食事ができる隠れ家的ワルン。スペシャルパッケージが約IDR 30,000とコスパ抜群。味とロケーション両方で人気急上昇中。 - Warung Babi Guling Payangan Bu Ari(ウブド近郊)
メニューはナシ・バビ・グリン一択。低価格にもかかわらず、クリスピーな皮としっかり火を通した肉が絶賛されています。現地感をたっぷり味わいたい人向け。
2‑4: イブオカのバビグリン人気の理由
- 人気の秘密は、ブランド力と安定感
Ibu Okaは長年の歴史をもち、アンソニー・ボーディンも紹介した店舗。複数店舗展開でアクセスも便利。ただし人気ゆえにやや観光客向けの印象があるという声もあります。 - 料理そのもの:クラシックかつバランス重視
皮のパリッと感、肉のジューシーさ、スパイスの香りが定番。混雑時でも比較的安定したクオリティです。「昔ほどではない」「やや過大評価」と感じる人もいる一方、「安定して本場感を楽しめる」とする評価が根強いです。
📌 エリア別おすすめまとめ
エリア | 店舗名 | 特徴 |
---|---|---|
スミニャック | Pak Malen | 便利×コスパ×観光客にも優しい |
ヌサドゥア | Pak Dobiel | 本格派スパイス&落ち着いた雰囲気 |
ウブド | Ibu Oka、Gung Cung、Pande Egi、Bu Ari | 観光定番〜ローカル寄りまで幅広く楽しめる |
全体 | Ibu Oka | バビグリンの代名詞、ブランド力で安心感あり |
3: バビグリンを英語で楽しむ方法
「バリ島でバビグリン食べてみたいけど、英語が不安…」「ローカルワルンでうまく注文できるかな?」そんな不安、よくわかります!
でも大丈夫。ちょっとしたコツを知っていれば、言葉の壁を気にせず美味しいバビグリンにありつけますよ!
3-1: メニューの見方とオーダーのコツ
バビグリンを出すお店では、メニューがとてもシンプルなことが多いです。以下のような表記を見かけたら、それが“あたり”です!
よくあるメニュー表記
- Babi Guling = バビグリン(基本セット)
- Nasi Campur Babi Guling = ごはん付きのバビグリン盛り合わせ
- Babi Guling Special = 特製盛り(ソーセージやスープ付き)
- Paket Komplit = コンプリートセット(全部入り)
注文フレーズ例(シンプルでOK)
- “One Babi Guling, please.”(バビグリンひとつください)
- “Not too spicy, please.”(あまり辛くしないでください)
- “Can I have it with rice?”(ごはん付きにできますか?)
ポイントはにっこり笑ってゆっくり話すこと。ローカルのお店でも、観光客には慣れているところが多いので、英語でのやりとりに慣れていなくても問題ありません!
3-2: 食事中の注意点と文化の理解
バリ島では「豚」は神聖な食材のひとつ。特にバビグリンはお祝いの席にも使われる“特別な料理”です。だからこそ、食べるときは少しだけリスペクトの気持ちを持つと、より現地の文化を楽しめます。
食事中に気をつけたいこと
- 指差しは控えめに:食べ物を人差し指で指すのは好まれません
- ごはんは左手で食べない(できれば右手を使う):宗教的なマナーとして
- 残さず食べるのがベスト:特に豚肉は神聖な扱いをされているため
また、ローカルワルンではティッシュやお水がつかない場合もあるので、ウェットティッシュを持参すると安心ですよ!
4: バビグリンの辛さについて
「バリ料理って辛いって聞いたけど、バビグリンも?」「辛いの苦手だけど食べられるかな…?」
そんな声をよく聞きます。実際、バビグリンはそこそこ辛いです。でも、ちゃんと対策すれば大丈夫!
4-1: 辛いバビグリンとその調整法
辛さの主な原因は、付け合わせの「サンバル」という唐辛子ペースト。これが容赦なく辛い(笑)
辛さを和らげる方法:
- “Sambal on the side, please.”(サンバルは別皿でください)
- “No sambal.”(サンバルなしでお願いします)
- ライムをしぼる or ごはんと一緒に食べる:味がまろやかになります
- ココナッツジュースを一緒に注文する:辛さリセットにおすすめ!
ローカルの人でも汗をかきながら食べているので、無理せず調整しましょう。
4-2: 食べる時の辛さレベルのおすすめ
初心者でも楽しめる辛さのバビグリンを選びたいなら、次のような方法がおすすめです:
レベル | こんな人向け | おすすめの頼み方 |
---|---|---|
🔰 初心者 | 辛さが苦手 | “No sambal” + ごはん多めで注文 |
😌 中級者 | 少しならいける | “Sambal on the side”で調整可能 |
🌶 上級者 | 辛いの大歓迎! | 通常のバビグリン or “Extra sambal, please!” |
多くの店では「全部混ぜたプレート」が出てくるので、辛さの調整は注文時が勝負。不安なら必ず事前に伝えましょう!
🍴英語でも、辛さが苦手でも、バビグリンは楽しめます!
- メニューのキーワードさえ押さえれば注文は簡単
- サンバルを別にしてもらえば辛さも安心
- ちょっとしたマナーも知っておけば、現地の人との交流もぐっと深まる!
バリ島のバビグリンを“怖がらずに”楽しむためのヒント、ぜひ活用してみてくださいね。
5: 旅行記としてのバリ島・バビグリン体験
5‑1: 旅行初心者向けのバビグリン攻略法
バリ島が初めての方でも、バビグリンを楽しむのは難しくありません!
まずポイントは「朝早く食べに行くこと」。人気店は午前中のうちに売り切れてしまうこともあるので、朝ごはん代わりに行くのがおすすめ。
例えば有名な「イブオカ」は、朝の開店と同時に地元の人や観光客で賑わいます。混雑が気になるなら、地元のローカル食堂(ワルン)を狙ってみるのも◎。穴場の美味しいお店に出会えることも!
また、辛さが心配な人は「サンバル抜きで」と一言添えるだけでOK。旅行初心者でも安心して楽しめます。
5‑2: バリ島のグルメスポットを巡る旅
せっかくバリ島に行ったなら、バビグリンだけじゃもったいない!
バリ島は食の宝庫。ナシチャンプルやミーゴレン、ベベック・ベトゥトゥ(アヒル料理)など、現地グルメを組み合わせて食べ歩くのが楽しい旅のスタイルです。
たとえば、午前中はウブドでバビグリン、昼はカフェで軽食、夜はナイトマーケットでローカル料理を体験、という流れもおすすめ。
市場やナイトマーケットでは、バビグリンをテイクアウトしてホテルでのんびり食べるのも一つの楽しみ方です。
5‑3: 思い出に残るバビグリン体験談
バビグリンの魅力って、やっぱり“体験”なんです。
「はじめて食べた瞬間の、スパイスと肉の旨みが衝撃的だった」とか、「お祭りのあとに食べたバビグリンが格別だった」など、旅行者の思い出に強く残る料理です。
中には、山あいの静かな村のワルンで出会った地元の人との会話が、旅の中で一番の思い出になったという人も。料理と人、そして土地の雰囲気が合わさって、ただの「ごはん」以上の感動があるんですよね。
6: バビグリンのアレンジレシピ
6‑1: 家庭で作れるバビグリンのレシピ
「バリで食べたあの味を家でも!」という声に応えて、家庭で作れる簡単レシピをご紹介。
おすすめは、豚バラブロックを使ったオーブンローストバージョン。作り方はシンプル:
- スパイスペースト(にんにく、ショウガ、ターメリック、レモングラス、唐辛子、塩など)を作る
- 豚肉にしっかり塗って数時間〜一晩マリネ
- オーブンでじっくり焼く(途中で皮目に高温をかけてパリパリに)
付け合わせはライス、青菜の炒め物、ピーナッツ、そしてもちろんサンバルを添えて。
6‑2: 他のインドネシア料理との比較
バビグリンって、他のインドネシア料理と比べても独特なんです。
- ベベック・ベトゥトゥ:アヒルのスパイス蒸し焼き。スパイスは効いてるけど、脂っこさは控えめ。
- ラワール:野菜や豚肉、ココナッツを刻んで混ぜたサイドメニュー。バビグリンとの相性抜群!
- ナシチャンプル:いろんなおかずをちょこっとずつ乗せたお得なワンプレート飯。旅行中のランチにもぴったり。
バビグリンは“ガツン”とくる味わいで、他料理と比べてもボリューム・インパクトともにトップクラス!
✍
- 初心者でもちょっとしたコツでバビグリンを楽しめる!
- グルメ旅として組み立てれば、味だけじゃなく「体験」として記憶に残る
- 家でも再現できる簡単レシピで、旅の余韻を味わおう!
もしこの章に、実際の調理写真や旅行のエピソードを組み込みたい場合は、いつでも教えてくださいね!
7: バビグリンの重要性と社会的背景
7‑1: バビグリンが地域にもたらす影響
バビグリンは単なるごちそうではありません。
バリ島の地域社会にとって、文化・経済・観光すべてに影響を与える、ものすごく重要な存在です。
たとえば、バビグリンを提供するワルンやレストランは、地元の農家や肉屋、香辛料業者などと密接につながっています。つまり、ひと皿のバビグリンがたくさんの地元ビジネスを支えているんですね。
また、観光客がこぞって訪れる有名店(例:イブオカ、ワルンバビグリンパカルサ)などは、地域に雇用を生み、町の活性化にもつながっています。
そして、お祭りや儀式などでふるまわれるバビグリンは、地域の人々を結びつける“場”の料理でもあります。家族や親戚、村全体で準備し、振る舞い、分かち合う。その中で人のつながりが生まれていくんです。
7‑2: バリ島の食文化におけるバビグリンの位置づけ
バビグリンは、バリ島の食文化の中でも特別なポジションを持っています。
インドネシアの多くの地域ではイスラム教徒が多く、豚肉料理はあまり見かけません。でもバリ島はヒンドゥー教の文化が強く、豚肉も祭礼において重要な意味を持ちます。
バビグリンは、もともと祭礼や特別な日のお祝い料理として生まれた背景があります。大切な儀式で神様への捧げものとして調理され、それを家族や村人と分かち合う。
そういった伝統の流れが、現在の「バリの名物料理」へと進化していったんですね。
そして面白いのが、宗教的な意味合いと観光的な魅力が絶妙に融合していること。観光客が食べるバビグリンも、ルーツをたどれば祈りや感謝といったスピリチュアルな文化につながっているんです。
そのため、バリ島の人々にとっては、ただ「おいしい」だけじゃなく、誇りやアイデンティティを象徴する料理でもあるんです。
🍽まとめ
- バビグリンは地域の経済・雇用・観光を支える重要な存在
- 家族や村の絆を深める“つながりの料理”
- 食文化の中では、祭礼と日常をつなぐ橋渡し的なポジション
- バリ島のアイデンティティそのものといえる伝統的な一皿
バビグリンを食べるとき、「あ、美味しい」だけじゃなく、その背後にある人々の暮らしや歴史にも、ちょっとだけ思いを馳せてみてくださいね。旅の味わいがもっと深くなるはずです。

最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でお会いしましょう。
またねー。💛
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