頭上を巨大なマンタが優雅に舞い、無数の色とりどりの魚たちがキラキラと光る水槽の中を泳ぎ回る──。
バケットリストにぴったりの、こんな非現実的な光景を目の前で見ながら、一流の料理を味わうなんて体験、想像しただけでワクワクしませんか?
バリ島のリゾート、「ザ・アプルヴァ・ケンピンスキー」にある『コーラル・レストラン』は、まさにそれを叶えてくれる、インドネシアで唯一無二の水中レストランです。
SNSの写真を見て、「わあ!ここに行ってみたい!」って、強く思ったあなた。その瞬間のあの憧れの気持ち、すごくよくわかります。
…でも、そのすぐ後に、ちょっと現実的な疑問や不安も湧いてきませんでしたか?
- 「すごく高そう…。いったいいくらかかるの?」
- 「予約はどうすればいいの? めちゃくちゃ難しいんでしょ?」
- 「写真みたいにキレイ? 期待ハズレだったらどうしよう…」
- 「どんな服を着ていけばいいの? ドレスコードが心配。」
大丈夫です、安心してください。これらの疑問や不安は、とっても当然のことです。だって、普通のレストランとは全然違う特別な場所ですから。
この記事は、そんな「行ってみたいけど、ちょっと不安…」というあなたの気持ちにしっかり寄り添いながら、コーラル・レストランを120%楽しむための疑問解決ガイドです。
実際に足を運んで感じた空気感、失敗しない予約のコツ、ドレスコードの本当のところ、そして「ここは本当に素敵!」と思ったポイントまで、余すところなくお伝えしていきます。
コーラル・レストランとは? インドネシア初の夢のような水中ダイニング
「え、バリで水中レストラン? 本当に海の中なの?」
って思いますよね? まずはそこからはっきりさせちゃいましょう!
コーラル・レストランは、文字通り「水中」にあるわけじゃないんです。でも、それ以上にすごいんです。だって、巨大な海の水槽に、自分が包み込まれているような感覚を味わえるから。
イメージしてみてください。あなたが席に座ると、頭の上も、横も、目の前も、すべてが巨大な水槽。そこには1500匹以上の色とりどりの熱帯魚が泳ぎ、時には優雅なマンタや力強いサメがすぐ目の前を通り過ぎていきます。
音は、おしゃべりと静かなBGM、そして水中の音だけ。ブルーの光に照らされたその空間は、まさに別世界。ここは、インドネシアで初めてできた、本格的な「水中体験」ができるレストランなんです。
「コーラル(Coral)」 って名前の通り、サンゴ礁をイメージした内装で、海の生態系を守るサステナブルな取り組みにもこだわっているんだとか。ただキレイなだけじゃなくて、環境にも思いやりのあるお店なんですね。
ここでの食事は、単に「美味しいものを食べる」っていうこと以上の、「非日常を体験する」ための特別な時間。誕生日や結婚記念日、プロポーズなど、一生の思い出に残る特別な日にぴったりの、夢のような空間です。
簡単に言うと、海の中の水族館のトンネル部分が、全部レストランになったらこんな感じ! っていう、超豪華でロマンチックな場所なんです。
「なるほど、水族館みたいな感じなんだ!」って思ってもらえたらOKです。次の見出しでは、実際に行くための超重要な基本情報をお伝えしていきますね!
行く前に要チェック!基本情報と予約の必須知識
憧れのコーラル・レストランに行くなら、絶対に知っておかないと損する(場合によっては予定が台無しになる!)超重要な情報をまとめました。ここを読まずに行くのは、ちょっと危険ですよ! 笑
住所・アクセス方法
まず、どこにあるのかって話ですよね。
📍 住所
The Apurva Kempinski Bali内
Jalan Raya Nusa Dua Selatan, Sawangan, Nusa Dua, Bali 80363 Indonesia
「ザ・アプルヴァ・ケンピンスキー・バリ」という、ヌサドゥア地区にある超巨大で豪華なリゾートホテルの中にあります。 ホテルのロビーはとにかく広くて迷子になりそうなので、入口で「Koral Restaurant」と言えば、親切なスタッフが方が案内してくれます。
空港からのアクセスは?
- ングラ・ライ空港から車で約30分~1時間が目安です。バリの渋滞は超・凶悪なので、余裕を持って移動するのが絶対にオススメ。ディナーの予約がある日は、のんびり観光しすぎないように注意です!
ホテルに宿泊してないけど行ける?
- もちろん大丈夫です! ただし、タクシーやグラブ(東南アジアのUber)で行くのが一般的です。ホテルは広大なので、入口からレストランまでは少し歩く覚悟で。運転手さんに「Kempinski Hotel for Koral Restaurant」と伝えればOKです。
営業時間と年齢制限(ランチとディナーの違い)
ここ、めちゃくちゃ重要です! 特に家族連れの方は要チェック。
- ランチタイム: 12:00 – 15:00
- ディナータイム: 18:00 – 22:30 (最終入店)
一番の違いは「年齢制限」です!
- ディナーの時間帯(18時以降)は、13歳以上しか入れません。 つまり、お子様連れの家族はランチのみの利用になります。
- これは、夜の大人の雰囲気を守るためと、お子様が長時間のコース料理に飽きて騒いでしまうのを防ぐための配慮なんですね。
- 逆に、静かな時間を求めるカップルや大人のグループは、ディナーの方がオススメです。水槽が暗い海のようにライトアップされて、よりロマンチックな雰囲気になります。
失敗しない!予約方法とデポジットのすべて
コーラル・レストランは完全予約制です。「その日空いてるかな?」なんて甘い考えは通用しません!
1. 予約はどうするの?
- 公式サイトからのオンライン予約が一番確実です。英語のサイトですが、日時と人数を選択するだけなのでなんとかなります!
- あるいは、宿泊しているホテルのコンシェルジュに頼むか、現地の高級旅行代理店に相談するのも手です(手数料がかかる場合も)。
2. デポジット(予約担保金)が必須!
- ここが最大のポイント! 予約を確定させるには、1人頭で50万ルピア(約5,000円)のデポジットが必要です。
- これはキャンセルすると基本的に返金されません。なので、行く日が絶対に決まってから予約しましょう!
- 支払いはオンラインでクレジットカード決済ができます。
3. 人気の「トンネル席」をゲットする裏ワザ?
- 残念ながら、トンネル席はリクエスト制で保証はされません。「First come, first served」(先着順)の要素が強いです。
- ただし、「誕生日」や「結婚記念日」などの特別な機会であることを予約時のコメント欄に英語でしっかり書いておくことで、考慮してもらえる可能性はグンと上がります! 運も試してみてください!
守らないと入れない?スマートカジュアルなドレスコード解説
せっかく予約して高いデポジットを払ったのに、服装がNGで入店拒否… なんて悲劇は絶対に避けたいですよね?
コーラルは格式高いレストランなので、「スマートカジュアル」 という少しおしゃれな服装が求められます。特にディナーの時間帯はしっかり気をつけてください。
❌ これはNGです!(入店を断られる可能性大)
- 男性: ビーチサンダル、ランニングシャツ(ノースリーブ)、短パン、スウェットやジーパンなどのカジュアルすぎる素材
- 女性: ビーチサンダル、極端に露出の高い水着カバーアップのような服装
- 共通: 水着の上からのみの服装、バスローブ
◎ これならOK!(オススメの服装)
- 男性: 襟付きのシャツ(ポロシャツでもOK) に長ズボン。シューズもサンダル以外で。ジャケットがあると完璧です。
- 女性: ワンピース、スカート、綺麗なブラウスにパンツルックなど。エレガントでおしゃれな雰囲気の服なら問題ありません。
要するに、「高級リゾートのいいレストランに行くんだ」 という気持ちで服装を選べば大丈夫です! 荷物が少ないからって、ついラフな格好で行っちゃダメですよ〜!
圧巻の光景!巨大水槽と泳ぎ回る魚たちの神秘的な世界
さあ、いよいよコーラル・レストランの核心、そして誰もが一番知りたい「あの水槽」についてご紹介します!
結論から言うと、写真や動画で見るよりも、はるかにすごいです。 もう、圧倒されるの一言。建物の外観はいたって普通の高級レストランなのに、中に一歩足を踏み入れた瞬間、「わあ…!」 と声が出てしまうこと間違いなし。
水槽はH型に設計されていて、席のほとんどが水槽に面しています。なので、どの席に座っても海の世界を楽しめるのは本当にありがたいポイント!
水の透明度がものすごく高く、ブルーに輝くライトが本当の海の深層部のような、神秘的で落ち着いた雰囲気を作り出しています。ここはもう、食事をするためだけの場所じゃない。“体験”するためのアトラクションだと思ってください。
マンタやサメも間近!「トンネル席」が人気の理由
「コーラル・レストラン」と言えば、やっぱりココ! ドーム状の天井がある「トンネル席」 が一番の目玉です。
なぜみんながここを目指すのか? その理由は…
1. 360度、海に包まれる究極の没入感!
普通の席は横や正面が水槽なのですが、トンネル席は頭上まで全てが水槽なんです。上を見上げれば、魚たちが優雅に泳いでいる。もう、自分が海の中にぷかぷか浮かんでいるような、不思議な感覚に陥ります。非日常感が半端じゃありません。
2. マンタの通るルート上にある!
運が良ければ、巨大なマンタが真正面から、またはあなたの真上を通り過ぎていくという、息をのむ光景に遭遇できます。その大きさと優雅さは、実際に見ないとわからない感動ものです。(※マンタは気まぐれなので、必ずしも見られるとは限らないのがツライところ…でも、期待して待つのも楽しみのひとつ!)
3. 写真と動画の映え方が違う!
当然ですが、背景が全部水槽なので、どの角度から撮っても幻想的な写真や動画が撮れます。特に、マンタが来た時は大チャンス!
※ただし、注意点も!
トンネル席は人気が集中するエリアなので、他のお客さんが写真を撮りに来たり、スタッフが行き来したりすることがあります。完全なプライベート空間ではないので、そこはご了承ください。でも、それ以上の価値は絶対にありますよ!
写真撮影OK?インスタ映えスポットと注意点
せっかくの夢のような空間、「写真に収めたい!」 ですよね? インスタに上げたら、間違いなく「どこ!?」と質問が殺到すること請け合いです。
基本はOK!ただし、ルールがあります。
◎ 撮影OKなもの・方法
- 基本的に、スマートフォンでの撮影は自由です! 席に着いている状態で、ストロボなしならば、料理や水槽の魚たちを存分に撮影できます。
- バーラウンジエリアでも撮影可能です。
❌ 撮影が禁止されているもの・方法
- プロ用のカメラ(一眼レフなど)、コンパクトカメラ、ポラロイドカメラなどの持ち込みは一切禁止です。 これはホテルの全体のポリシーで、他のお客様のプライバシーを守るためなどの理由があるようです。
- 三脚や自撮り棒の使用もNGです。
- もちろん、フラッシュ(ストロボ)撮影は厳禁。魚たちへの影響を考慮しているんですね。
- 動画撮影もスマートフォンならOKですが、本格的な機材はダメです。
つまり、使えるのはあなたのスマホだけ! と思っておけば大丈夫です。画質にこだわりたい方は、最新のスマホを持っていくことをオススメします。
インスタ映えするオススメのショット
- 料理と水槽を一緒に! お皿の向こう側を魚が泳ぐ構図は最高です。
- トンネル席で上を向いたショット 天井のドームと泳ぐ魚を収めましょう。
- グラスを持って、背景に魚たち とてもおしゃれな一枚になります。
ここはルールを守って、マナーよく、思う存分「映え」写真をゲットしちゃいましょう!
ミシュラン経験シェフ監修!料理のクオリティとコースメニュー徹底解説
「景色は最高だけど、料理はどうなの? あの値段に見合ってる?」
…はい、これが一番気になる本音ですよね。結論から言うと、「景色だけでなく、料理も十分にクオリティが高い」 というのがホンネです。
シェフはミシュラン星付きレストランでの経験を持つ腕利き。地元バリの新鮮な魚介類や食材に、フレンチやモダンな技術を組み合わせた、独創性の高いコース料理が提供されています。
見た目もとっても芸術的で、「食べるのがもったいない」 と思うほど! もちろん味も繊細で、見た目に負けていませんよ。
こだわりの地元食材を使った、海を感じるフレンチコース
メニューのコンセプトは、その名の通り 「海(Koral = Coral)」 。ほぼ全ての料理に、何かしら海の要素が取り入れられています。
例えば…
- ブルークラブ(バリ島のカニ)のスモーク
- 地元で獲れた新鮮なバラマンディ(アジアの白身魚)のコンソメ
- ロブスターの豪快なグリル
- 北海道産のホタテなど、地元にこだわらず最高級の食材も使用
野菜もインドネシアの農家から直接仕入れているものを使うなど、サステナブル(持続可能) にもこだわっているのが伝わってきます。ただ美味しいだけじゃなく、考えられているんですね。
料理のテイストは、重すぎないフレンチという印象。バターやクリームをガツンと使うよりは、素材の味を引き出すような繊細な味付けが多いので、最後まで飽きずに楽しめました。
ランチとディナーでどう違う?コース内容と価格の相場
ここが気になるお値段の話です。基本的にアラカルト注文はできず、全てコース制です。
【ランチコース】
- 4コース or 5コースから選択できることが多いです。
- 価格の目安: 約 1,750,000 IDR ~ 2,200,000 IDR(税サ別)
- 日本円で 約17,500円~22,000円くらい(※為替により変動)
- 明るい時間帯なので、水槽の魚たちをしっかり観察したい方や、お子様連れのご家族にはランチが断然オススメ! 料理もディナーより少し軽めな傾向があります。
【ディナーコース】
- 5コース or 6コースと、より充実した内容になります。
- 価格の目安: 約 2,200,000 IDR ~ 2,800,000 IDR(税サ別)
- 日本円で 約22,000円~28,000円くらい
- 夜は水槽が暗い海のようにライトアップされ、よりロマンチックで大人の雰囲気に。料理もランチよりワンランク上の食材(フォアグラや和牛など)が使われることが多く、よりゴージャスな体験になります。
⚠️ 超重要注意点:
- これに+21%(税金11% + サービス料10%) がほぼ確実にかかります。計算が面倒なら、メニューの価格の 1.2倍 くらいだと思っておけば大体合います。
- なので、ディナー5コースなら 約2,600,000 IDR × 1.21 = 約3,146,000 IDR (約31,500円) が最終的なお会計の目安です。「予想より高い!」とならないように、必ずこのことは頭に入れておきましょう。
実際に食べてみた!口コミとオススメの一品
SNSなどの口コミを見ると、料理の評価はやや分かれるところです。
✅ 高評価の声
- 「どの料理も見た目が美しく、インスタ映えした」
- 「魚の火通りや素材の味わいが繊細で絶品だった」
- 「前菜のパンがアツアツで美味しかった」
- 「デザートの出来が秀逸」
❌ 低評価(というより厳しい)の声
- 「確かに美味しいけど、この値段ならもっと衝撃的な味を期待していた」
- 「景色のインパクトが強すぎて、料理の記憶が少し薄い」
- 「量はフレンチとしては標準的だが、男性には少し物足りないかも」
個人的に一番印象的だったオススメの一品は、やはりメインの魚料理でした。 バラマンディをふわっとした食感に仕上げたもので、ソースともマッチしてて、素材の良さが引き立っていました。そして、パンが無限に食べたくなるくらい美味しかったです! 何度もおかわりしちゃいました。
総評としては、「ミシュランを超える味!」というよりも、「ミシュラン経験のあるシェフが手掛ける、景色と融合したクオリティの高い料理」 という位置づけです。景色という圧倒的な体験の一部として、料理も十分に高いレベルで楽しめる、と考えれば間違いないと思います。
「絶対に食べたい!」という料理家さんよりは、「一生に一度の経験を、五感全てで味わいたい」という方にピッタリのごはん時間です。
良い口コミ・悪い口コミ?費用対効果を正直レビュー
ここまで読んで、「すごいのはわかった、でも結局のところ、高いお金払う価値あるの?」という核心の疑問が一番大きいですよね。
ネットの口コミや、実際に足を運んだ人の本音は、「最高!」という絶賛と、「ちょっと…」という厳しい意見にはっきり分かれます。これは、「何を求めて行くか」 で評価が180度変わるからなんです。
このセクションでは、良い口コミ・悪い口コミの両方を公平に見ながら、「あなたにとって価値があるかどうか」 を判断する材料を提供します。
絶対行くべき人 vs. そうでもない人
この違いが、満足度を分ける最大のポイントです!
😍 絶対に行くべき人(投資したお金を“体験”で回収できる人)
- 特別な記念日を、世界に一つだけの方法で祝いたい人
- (プロポーズ、結婚記念日、誕生日、ハネムーンなど)
- 非日常的な体験や、一生の思い出づくりにお金を惜しまない人
- 「美味しい」だけでなく、「美しい」食事を重視する人
- 海洋生物や水族館が大大大好きな人
- SNSでしか見たことないあの光景を、自分の目で確かめたいという強い憧れを持っている人
→ あなたにとって、コーラル・レストランは最高の投資になるでしょう。後悔はまずありません。
🤔 そうでもないかも…という人(もしかしたら「高いな」と感じる人)
- とにかく「最高に美味しい料理」だけを求めている人
- (同じ予算なら、東京や大阪のミシュラン星付きレストランの方が料理のクオリティでは上かも)
- 「コスパ」や「お腹いっぱいになること」を最優先する人
- 景色より会話や食事そのものに集中したい人
- フォーマルな服装や長いコース料理が苦手な人
- 水槽の魚より、自分のスマホの画面を見ている時間が長い人
→ あなたにとってのコーラル・レストランは、「高い写真スポット」 に感じられてしまうリスクがあります。行く前に期待値を「体験」にしっかり設定しましょう。
予想外にかかった費用や失敗談
みんなが後悔しているポイントをまとめました。ここを読めば、あなたはもっとスマートに楽しめます!
💸 予想外のお金が飛んでいったパターン
- 「+21%」の衝撃
- メニューの価格は税サ込みじゃないことがほとんどです。税金11% + サービス料10%の計21% がほぼ確実に加算されます。「200万円ルピアのコースだから約2万円ね」じゃなくて、「200万×1.21=242万ルピア(約2万4千円)」です! これが一番の落とし穴。
- ドリンクのオーダー
- コースにドリンク(ウォーター、ワイン、カクテルなど)は含まれていません。お水一本でも追加料金がかかります。ワインを頼めば、簡単に数万円は追加されます。「ドリンク代だけで軽く1万円超えた」 という声も。
- 送迎交通費
- ホテルに宿泊していない場合、タクシーやグラブの往復交通費が別途かかります。ヌサドゥアはエリアが広いので、思いの外費用がかかることも。
😢 実際にあった失敗談・後悔談
- 「トンネル席だと思ってたのに、端っこの席だった…」
- トンネル席はリクエスト制で保証されません。希望がある場合は、予約時のコメント欄に英語で丁寧に書く、記念日であることを伝える、できるだけ早い時間の予約を取るなどの努力が必要です。「聞かなかったからダメだった」 はよくある後悔。
- 「ストロボたいて写真撮ってる人がいて、雰囲気ブチ壊し…」
- 残念ながらマナー違反をする客はどこにでもいます。魚への影響も考えると、ストロボは厳禁。自分はルールを守っても、他人の行動で気分が害される可能性はゼロではありません。
- 「13歳未満はディナーに行けないって知らなくて、予約キャンセルした…」
- これ、家族連れで一番悲しいパターンです。デポジットも返金されない可能性大。年齢制限の確認は必須中の必須です。
- 「ディナーで黒い服を着てしまい、写真映えしなかった…」
- 店内は暗いので、白や明るい色の服の方が写真写りが断然いいです! せっかくならおしゃれして、素敵な写真を残したいですよね。
まとめると、コーラル・レストランは「完璧」ではないかもしれません。でも、その覚悟を持って、下調べをしっかりして臨めば、それだけで失敗する確率はグッと下がります。
この記事をここまで読んだあなたは、もう失敗知らずです!
成功するコーラル・レストラン体験のために~まとめとアドバイス~
さて、ここまでコーラル・レストランの全てをお伝えしてきました。情報が盛りだくさんだったので、最後に「じゃあ、結局何をすればいいの?」をギュッとまとめます。
ここを読めば、あなたのコーラル・レストラン体験は、きっと失敗なく、最高の思い出になるはずです!
予算はいくら見ればいい?総額費用の目安
「とりあえず○万円持って行けばいいかな?」というのを、わかりやすく解説します。※1人あたりの目安です。
コース & 費用項目 | 金額目安 (インドネシア・ルピア) | 日本円のおおよその目安 (※1IDR=0.01円計算) |
---|---|---|
ディナー5コース | 2,200,000 IDR | 22,000円 |
+税金・サービス料 (21%) | +462,000 IDR | +4,620円 |
ドリンク(お水・ワイン1杯) | +200,000 IDR ~ | +2,000円~ |
送迎交通費 | +100,000 IDR ~ | +1,000円~ |
合計 | 約 3,000,000 IDR ~ | 約 30,000円 ~ |
※ランチの場合はもう少し安くなりますが、ドリンクや交通費を考えれば、1人あたりで2万5千円~3万5千円は見ておいた方が安心です。
これに加えて、もしトンネル席などの特別なリクエストがある場合は、さらに高額なパッケージや最低消費金額が設定される可能性があります。「とりあえず3万円あれば大丈夫」ではなく、「体験自体に3万円以上かかる」という覚悟を持って予算を組みましょう。
トンネル席を確実にゲットする方法
これは皆さん一番気になりますよね。残念ながら100%確実な方法はありませんが、可能性を最大限に高める超効果的な方法はあります。
- 【最重要】予約はとにかく早め!
- 人気日時は数ヶ月前から埋まります。行くことが決まったら、即予約です。早ければ早いほど、席の選択肢が広がります。
- 【必殺技】予約時のコメント欄を最大限に活用せよ!
- 予約サイトの「Special Request」や「備考欄」に、英語で丁寧にリクエストを書き込みましょう。
- ただ “Tunnel seat please” と書くよりも、理由を添えるのが効果的です。
- 例文:
We are celebrating our wedding anniversary. It is our dream to sit in the tunnel booth if possible. Thank you so much!
- (訳: 結婚記念日をお祝いします。もし可能であれば、トンネルブースに座ることが私たちの夢です。どうぞよろしくお願いいたします!)
- 比較的空いている時間を狙う
- 週末より平日、繁忙期より閑散期の方が、希望を通しやすいです。
- 到着は少し早めに
- 仮にトンネル席でなくても、席の配置は変動することがあります。笑顔で丁寧に接すれば、席を変えてもらえる可能性がゼロではありません。
これらをすべて実践すれば、運が味方してくれる確率はかなり上がるでしょう!
結論:コーラル・レストランは行く価値あり?
長くなりましたが、いよいよ最終結論です。
コーラル・レストランは、 「食事」ではなく「一生に一度の特別な体験」を買う場所です。
- もしあなたが「究極の非日常を味わいたい」「大切な人と世界に一つだけの思い出を作りたい」 と思うなら、間違いなく行く価値があります。 あの神秘的な空間で過ごす時間と、その記憶は、きっと何物にも代えがたい宝物になるでしょう。
- しかし、もしあなたの目的が純粋に「最高峰の料理を味わうこと」 であり、「費用対効果(コスパ)」 を最重視するなら、同じ予算で他の選択肢(都市部の星付きレストランなど)を考えた方が満足度は高いかもしれません。
つまり、「期待するものを間違えなければ、最高の価値がある」 のがコーラル・レストランなのです。
準備を万端に整えて、覚悟を持って臨めば、その体験はあなたの期待をきっと裏切らないはずです。この記事が、あなたの素敵なバリ島の旅と、忘れられない一夜の助けになれば、これ以上の喜びはありません。
それでは、あなたの旅が、一生の思い出に残る最高のものになりますように!

ランチならテラスから見下ろしインド洋、ディナー後はビーチから見上げるホテルの夜景も絶景です。
最後まで読んでくれてありがとう。
次の記事でまた、お会いしましょう。またねー。
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